通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

まめ

2015年02月02日 | 広島弁
まめ

達者。

広島弁






「まめ」いうても、

節分に撒(ま)く豆のことじゃない。

「達者」「元気」というの意味の広島弁じゃ。





県北に住んどったわしのばあさんも、

「まめにゃー、ありますかいのう(=達者で暮らしとったかいね)」

と、会うたんびに言うてくれよった。





自分のことを、

「わしも、まめでがんしたで(=私も達者に暮らしとりますよ)」

とも。





「まめ」は、

相手が平穏無事なこと、健康なことなど、

生活全般を思いやって使われる言葉。





ほいじゃけぇ、

「お変わりなく」よりも、

相手への思いやりの心情が深いんじゃの。





平穏無事に元気に働けることが、何よりの幸せである

との発想が、このあいさつにはうかがえる。

(町 博光『ひろしまべん100話』渓水社 1999年)






ほいじゃあ、またの。

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