通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

あれもこれも広島産!?

2014年02月02日 | 広島の話題
「今日の昼、RCC(=中国放送。TBS系)で『世界が知りたいニッポンの技~美と食の匠たち…ひろしま篇~』が放送されとったのう」

「意外な製品や商品が広島で作られとったり、意外な人が広島と関係があるんじゃね」

「ナビゲーターの谷原章介(たにはら しょうすけ)氏は、おじいさんが三原市本郷の出身ということじゃった」

「ちょっとこじつけっぽいのが気になるけど、まぁええか」

「本郷といえば、広島空港があるあたりのう」



↓番組については、こちら↓

「世界が知りたいニッポンの技~美と食の匠たち…ひろしま篇~」RCCテレビ



↓広島空港については、こちら↓

広島空港





「最初は、広島出身のお笑いコンビ・アンガールズがグラスビーズで有名なトーホーへ」

「広島にこんな会社があるとは知らんかった」

「ガラスの里の裏に工場があるんじゃのう」

「あそこに工場があるいうことも知らんかった」

「ここのグラスビーズは、大きくて均一な穴をあけているというのが「売り」じゃそうな」

「途中で穴をあけるんじゃのうて、最初から穴が開いた状態で作るんじゃね」

「穴が大きいけぇ糸やワイヤーを通しやすいし、穴が大きいことで重さを軽くできるそうじゃ」



↓トーホーについては、こちら↓

グラスビーズのトーホー [TOHO BEADS]



↓ガラスの里については、こちら↓

TOHO BEADS STYLE ガラスの里



↓アンガールズについては、こちら↓

アンガールズ・田中 オフィシャルブログ powered by Ameba

アンガールズ・山根 オフィシャルブログ powered by Ameba






「次は、谷原章介氏が筆の里・熊野町(くまのちょう)へ」

「熊野の筆は、女子サッカーのなでしこジャパンが国民栄誉賞の副賞として贈られた化粧筆で有名になったけど、アニメ用の筆を作りよるとは知らんかった」

「2010年(平成22年)、熊野町にある筆の里工房で開催された『絵職人 男鹿和雄(おが かずお)の世界』を見に行ったとき、アニメ用の筆について、男鹿氏と筆職人との間のやりとりが展示してあったのう」

「男鹿さんって?」

「『となりのトトロ』から『かぐや姫の物語』まで、スタジオジブリの作品に美術(背景)で参加されとられる方じゃ」

「あぁ、「ジブリでも7割以上の人が熊野の筆を使っている」いうて言いよっちゃったね」

「で、描く場所によって、筆を太くも細くもできる、そのうえ筆の先がまとまる弾力性のある筆ができあがったわけなんじゃ」

「男鹿さんの要望に応えるよう、筆職人の方たちが創意工夫をされとってんよ」

「『絵職人 男鹿和雄の世界』でも、ああして欲しい、こうして欲しいということが、事細か書いてあるFAXなんかが展示してあった。それを読んで、商売道具の筆を作りあげるために、ここまで突っ込んだやりとりをするんか!? と思ったもんじゃ」



↓アニメ用の筆を製作している松月堂(しょうげつどう)については、こちら↓

熊野筆【松月堂】 実績紹介[スタジオジブリとの共同開発]



↓熊野筆については、こちら↓

熊野筆のホームページへようこそ



↓谷原章介氏については、こちら↓

「谷原章介」JAPAN MUSIC ENTERTAINMENT





「3番目は、国生さゆり(こくしょう さゆり)さんがフリーズドライの天野実業(福山市)へ」

「国生さんといえば、元おニャン子クラブ。高校時代に広島におられたとは知らんかった」

「お父さんの仕事(海上自衛官)の都合で、呉(くれ)におったそうじゃ」

「天野実業という会社も知らんかった」

「フリーズドライで有名な会社で、売りが「お湯を注いで10秒で食べられる」じゃそうな」

「「なぜ10秒にこだわるか?」という問いに、「すぐにおいしいものが食べたいじゃないですか」と即答されちゃったね」

「圧倒されたのが、具だくさんの鍋」

「袋から取り出して、鍋に入れる。そこにお湯を注いで10秒で鍋のできあがりっ!」

「もちろん、このあと温めてから食べる。いやー、すごいものを作られとってんじゃのう」



↓天野実業については、こちら↓

天野実業株式会社



↓国生さゆりさんについては、こちら↓

国生さゆりオフィシャルブログ





「4番目は、デーモン閣下が世界で唯一の金箔の技術を持つ歴清社(れきせいしゃ)へ」

「デーモン閣下は、小学生の時広島市西区古江(ふるえ)におられたんじゃね」

「広島市立古田小学校出身のスタッフと、母校の校歌を歌(うと)うておられたのう」

「金箔いうたら、本物の金を薄く延ばして作るもんじゃと思うとったけど…」

「本物の金で作ると高くつくけぇ、値段の安い洋金箔(ようきんぱく。真鍮製の箔)を使うた。が、この洋金箔は湿気や手の汗などで色が変わってしまうんじゃそうな」

「で、創業者の久永清次郎が独自の接着剤(もちろん企業秘密!)を開発して、本物の金箔と同じように変色しないようにしたんじゃね」

「これで、1925年(大正14年)に「洋金箔押紙製造法」の特許を取得。今は壁紙を作っとられるそうじゃ」

「テレビでも紹介しとったけど、ホテルオークラ東京の平安の間の金箔が貼ってある壁は、すごかったねぇ。一度行って見てみたいよ」



↓歴清社については、こちら↓

株式会社 歴清社 REKISEISHA



↓ホテルオークラ東京については、こちら↓

ホテルオークラ東京 公式サイト



↓デーモン閣下については、こちら↓

H.E. DEMON KAKKA'S OFFICIAL WEBSITE





「最後は、阿川佐和子(あがわ さわこ)さんが広島のソウルフード・お好み焼を紹介」

「阿川さんのお父さんは広島出身なん?」

「作家の阿川弘之(あがわ ひろゆき)氏は、そのむかしネスカフェゴールドブレンドのコマーシャルに出演されたこともあるし、広島県の名誉県民でもあるんじゃ」

「うーん、知らんかった…。その関係で、阿川さんは子供のころ広島におったこともあってんじゃね」

「お好み焼きのルーツとなるのが、むかし駄菓子屋で子ども相手に売られとった「一銭洋食」。これを番組の中で再現して、阿川さんが食べよっちゃったのう」

「あれを経木(へぎ)に包んで食べよっちゃたけど、うちが小さいころは、お好み焼きも経木に包んでくれよっちゃったよ」

「半分に折ったお好み焼きを経木に入れて、輪ゴムで止める。それを新聞紙にくるんで持ち帰りにするんよの」

「あとは、お皿にのせてもろうたお好み焼きの上にラップを掛け、その上に新聞紙をかけて持って帰ったりしよったね」

「学校が半ドンのころの土曜日のお昼ごはんは、お好み焼きを店で食べたり、家に持ち帰って食べることが多かったのう」

「あと、お好み焼きにかけるソースといえば、とろみのあるオタフクソース」



♪かけて フ~ク フク~
オ~タフクソース

(CMソング)




「オタフクソースは、お好み焼き文化の普及に努めとられるんじゃ」

「お好み焼きが広まれば、ソースも売れる、という考え方なんじゃね」

「学校でのお好み焼き教室、学園祭の模擬店、お好み焼き屋の開業希望者への研修なんかもされとってんじゃそうな。おぉっと、いいそびれたが、このブログで「お好み焼き」といえば、いわゆる「広島風お好み焼き」のことじゃけんのう」

「お好み焼き、イコール「広島風」のこと。関西風のお好み焼きは、単に「関西風」と呼んどります」



↓オタフクソースについては、こちら↓

オタフクソース株式会社





「最後の最後になったが、先日亡くなられた声優の永井一郎(ながい いちろう)さん(享年82)にも触れとかんにゃいけん」

「永井さんは、この番組のナレーションを収録するために広島に来られて、その後、泊まったホテルで亡くなられたんよ」

「番組の最後に、「永井さんのご冥福をお祈りいたします」というテロップが流れとったのう」

「今日の午後6時から通夜があったんじゃね」

「永井さんの声が聞ける「サザエさん」の放送も、来週(2月9日)の1回だけになってしもうた」

「改めて、永井さんのご冥福をお祈りいたします」





「今日は、RCCで放送された『世界が知りたいニッポンの技~美と食の匠たち…ひろしま篇~』について話をさせてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」

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