通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

土脉潤起~七十二候~

2015年02月20日 | 季節の話題
土脉潤起

雨が降って土が湿り気を含むころ

七十二候






昨日は、七十二候のひとつ

「土脉潤起(つちのしょうううるおいおこる。どみゃくうるおいおこる。2015年2月19日~23日)」。

「脉」は「脈」の俗字。





冬の冷たい雪に代わって

春の雨が降り始め、

大地が潤い始めるころ。





雪や霜が解けたあとの水は

気温のまだ低いこの時季は乾きにくいため

難儀する(=苦労する)ことが多い。





そこで、「春の泥、ぬかるみ」という意味の

「春泥(しゅんでい)」という季語があるそうじゃ。





今週の前半3日間(月・火・水)、

東広島市八本松(はちほんまつ)では雨が降った。

寒うはあるが、雪でなく雨が降るくらい

暖こうなってきたということかの。





…と書いたあとの昨日、木曜日は雪が降った。

三寒四温とはいえ、まだ寒い日が続くんじゃのう。





【参考文献】

ハンディ版『入門歳時記』(角川書店 1984年)

アフロ『イラストで楽しむ 日本の七十二候』(中経の文庫 2013年)

別冊宝島編集部 編『旧暦で楽しむ日本の四季』(宝島SUGOI文庫) 文庫 2013年)






ほいじゃあ、またの。
コメント
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