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2022 1/23の拝観報告4(鈴虫寺 修復プロジェクト 住職によるお寺案内&特別お茶会ツアー)


写真は、本堂から見た前庭。

12:40に苔乃茶屋を出て、12:45にやってきたのが鈴虫寺です。
この日は通常の爆笑法話の拝観に来たのではなく、
昨年鈴虫寺が境内整備のためにクラウドファンディングをされました。
その中に10万円寄付で「住職によるお寺案内&特別お茶会ツアー」というのがありました。
1口で10人まで参加可能だったので、10人集めれば1人1万円。
それが何となく気になったので、アマ会でダメ元で募ってみました。
そしたら、すぐに集まりましたw
さすがアマ会www

当日12:45、門前に集合。
参加者は桜、あんとん、京love、至誠館、T、あきさらさ、フリッパー、Hito、K(敬称略)と僕の10名です。

13:00の法話に並んでいる方々の横をすり抜けて、拝観受付にお声掛けします。
するとすぐに中に入れて下さり、通常は入れない本堂へ。
僕はかつて「洛西の仏像2」のツアーで1度入ったことがありましたが、
あとの皆さんは初めてだったそうです。

ここで御住職がお話をして下さいました。
まずはお薄と鶴屋吉信のお菓子を頂きます。
そして境内整備のお話をして下さいました。
そもそもは今いる本堂は耐震性に問題がある(だからなかなか一般では入れないそうです)のと、手狭でもあるため再建したい。
しかし今の本堂の地盤は検査が必要で、恐らくなんらかの手入れが必要。
そしてそれをするには今法話をしている客殿が邪魔。
さらに客殿の背後の裏山は崖崩れの恐れがあるので、そこから直す必要があるとのことでした。

今まずは客殿を移すべく、門前に平地に新客殿を再建中です。
次に裏山の整備をするのですが、それには景観上の許可などが必要で今は足止めになっているそうです。
境内再整備が終わるのに10年ぐらいかかっちゃうかもしれないみたいです。

その後、本堂の仏像を説明付きで間近で見せて下さいました。
本尊の大日如来像は平安期のもの。
鈴虫寺は江戸時代に創建されたので、もともとこちらにあった最福寺という巨大寺院のものだったのかもと。
とにかくこちらの仏像なども早く修復した方がよいと云われているそうです。

最後に本堂の襖を開けて、前庭と借景を見ました。
なるほど参道からはもみじで見えませんが、本堂から見ると
左手に比叡山、中央に如意ヶ嶽(大文字山)の借景が見えるんですね。

この辺りで14:00になりました。
この後、14:00からの通常拝観の法話にも参加可能でしたが、今回参加されたのはTさんだけだったようです。

僕もこの日は大相撲 初場所の千秋楽でしたので、この日はこれで帰宅しました。

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