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知恩院2 御影堂、阿弥陀堂、経堂(東山中央散策26)


写真は、国宝 御影堂

三門を越えた正面に急な階段があり、こちらが男坂、
右手にはゆるやかな坂の階段があり、こちら女坂です。
女坂の手前に友禅苑という庭園があり有料で公開されています(後述)。
さらに女坂の途中、右手には鎮守社と舞殿がありその奥にお茶室の真葛庵があります。
毎月3日に月釜が行われています。

坂を上がりきった左手の手前に阿弥陀堂が、正面左に御影堂(みえいどう)があります。
阿弥陀堂には“大谷寺”の扁額があり、中に入り阿弥陀如来坐像をお参りできます。

右手には休憩所の泰平亭があり、奥に進むと右手から宝仏殿、納骨堂と経蔵があり、経蔵のさらに左手奥に方丈庭園の入口と、勢至堂へ階段があります。

また宝仏殿の奥の階段を登って行くと、大晦日の除夜の鐘の中継でよくみるあの大きな大鐘楼があります。
大晦日は10:40ぐらいから、1分毎ぐらいに撞いていかれます。
その試し撞きが、12/27の14:00~あります。
14:00前から準備をされて、14:00頃から撞き始めます。
柵外は見物人で黒山の人だかりです。
柵内には最初多数の報道陣がいますが、14:20ぐらいになると画を押さえ終わり帰っていかれます。
柵外の見物人も、それぐらいからは帰る方も出てこられるので、14:30以降なら少し見やすくなります。

御影堂に上がった右手に、知恩院の七不思議のひとつの“忘れ傘”が天井にあります。
天井に傘が置いてあり、火災の魔除けの意味があるそうです。
御影堂の裏側に行くと大方丈へ繋がる廊下がありますが、ここから先は入れません。
しかし、ここの廊下が知恩院の七不思議のひとつの“鶯張りの廊下”です。
どう歩いてもキュッキュッと音がします。

宝仏殿は開いていないことが多いですが、開いていれば阿弥陀如来立像と四天王像にお参りできます。

納骨堂の前には橋の掛かる池があり、紅葉がきれいです。

重要文化財の経蔵は、通常は内部非公開です。
京都市文化観光資源保護財団の会員事業で内部に入りました。
正面に傳大士像があり、堂の中央には輪蔵があります。
今でも回転しますし、中には宗版一切経が納められています。
天井や壁面には迦陵頻伽や麒麟などが描かれています。

御影堂の左脇をまっすぐに進むと、黒門に出ます。
石段を降りると境内がお城のような石垣の上にあるのが分かります。
これを降り切ると神宮道に出ます。




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