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アサヒビール大山崎山荘美術館1 本館(山崎散策10)


写真は、本館の霽景楼(せいけいろう)

元々は大正から昭和の実業家、加賀正太郎の別荘です。
ここにアサヒビール初代社長の山本爲三郎が収集した陶器などが展示されています。

アクセスは以下を参照してください(簡易地図)。
最初に琅玕洞(ろうかんどう)というトンネルをくぐり、道を歩いていきます。
もちろん既に敷地内ですが広大なため、なかなか本館にたどり着きません。
途中道がカーブするコーナーに旧車庫のレストハウスがあります。

本館に入る右手に庭園がありますが、これは後程。
まず本館で美術館の霽景楼(せいけいろう)に入ります。
入館料は900円です。

内部は大正時代の洋館で、陶器や絵画が多数展示されています。
1階の玄関から入ると広いエントランス。
抜き抜けで天井が高く、暖炉があります。
右手に進むと白基調の展示室2の旧応接間で、サンルームのようになっています。
中央の部屋は山本記念展示室の旧居間で、こちらにも大きな暖炉があります。
暖炉の上部には古代中国の画像石が嵌め込まれており、周りの木には筍が意匠として彫られています。
階段を経て、奥が展示室1の旧食堂。
太い自然木がそのまま柱として使われており、バルコニーに出ると正面に池のある庭園があり、奥には滝が流れています。
中央の大きな池に無数の飛び石があり、庭園の左手の築山の上にはお茶室の彩月庵があり、右手の奥には栖霞楼(せいかろう)という塔がみえます。
この旧食堂から安藤忠雄設計の山手館へと繋がります。
ここで加賀正太郎は、かつては難しかった蘭の栽培をしていたそうです。

2階への踊り場には大きなステンドグラスがあり、階段を登ると階段ホールがあります。
右手の2部屋(展示室3と展示室4)は旧貴賓室。
手前の展示室3の奥にはタイル張りの浴室が、奥の展示室4の外にはバルコニーがあり、栖霞楼はよく見えます。

左手の2間は旧寝室で、今は喫茶室になっています。
こちらの外には大きなテラスがあり、眺望が見事です。

また本館に隣接した地下に地中館があります。
ここも安藤忠雄設計です。
新館の地下はセキュリティー万全の美術館で、地下にはクロード・モネの睡蓮の絵画が多数展示されています。




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