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平成25(2013)年 春季非公開文化財特別公開の分析
写真は、過去1年間の非公開文化財特別公開と京の夏(冬)の旅の一覧表
さて以前に平成25(2013)春季非公開文化財特別公開の速報をさせて頂きました。
今年の桜も終焉を迎えたので、恒例の分析を行いたいと思います。
まずは表の右端にある今回のラインナップに注目してください。
上から順に参ります。
最初は紫色の、松尾大社、御香宮神社と城南宮です。
これらは通常拝観もしており、今回は通常に寺宝公開を加えたものです。
恐らく寺宝以外に目新しいものはないと思われます。
2つ目は青色の、東寺 五重塔と下鴨神社です。
これらは特別公開なのですが、ご覧のように頻繁に登場します。
内容はいずれも素晴らしいのですが、頻度的にはレアではないです。
いつもは必ず”知恩院 三門”もあり「またか」と思うのですが、今回のようにないとちょっと寂しいものですね(笑)。
3つ目は水色の得浄明院、大徳寺 本坊、安楽寿院、神応寺です。
これらは一見レアっぽく見えますが、年に1回以上自前で特別公開をしているので、実際は毎年公開されているものです。
4つ目は黄緑色の、大徳寺 真珠庵と上賀茂神社です。
これらはご覧のように春と秋の非公開文化財特別公開の常連です。
年に2回は公開されます。
上賀茂神社の本殿は通常から有料公開していますが、バーター部分が毎回少しずつ変わります。
5つ目は橙色の、建仁寺 大統院、百萬遍知恩寺、西方寺、伏見稲荷大社(御茶屋、荷田春満邸)、仁和寺 金堂・経堂です。
これらも本来はレアなんですが、比較的最近不定期ながら拝観があったものです。
表内に前回の公開がない百萬遍知恩寺と西方寺は、2011年春の非公開文化財特別公開で公開しています。
最後は黄色の長建寺、石清水八幡宮と大興寺です。
これらは本当にレアなものです。
長建寺は宇賀神将が毎年正月に公開されます。本来辰年の正月(今年)に公開される予定だった秘仏の八臂弁財天が公開されるので、ここにしました。
石清水八幡宮自体は通常から拝観をしていますが、書院が公開されるのでここにしました。
その書院もGWの夜間拝観では毎年公開されますが、今回は昼間ですので別カウントとしました。
最後の大興寺は公開自体が初めてですが、完全な仏像系ですね。
そしてこれら春季非公開文化財特別公開には属していない、自前の特別公開にも面白いものがあります。
サイドバーにもありますが、昨年の春季非公開文化財特別公開で公開した、東福寺 退耕庵は今年も一般公開しています。
ここのキリシマツツジは見事です。
また建仁寺 正伝永源院は2011の「京の冬の旅」以来の一般公開です。
そして壬生寺の本堂と、庭園。
ここも毎年GWに公開しています。
最後にどうでもいいことですが・・・。
今朝、あらためてこの掲載のpre-viewを見ました。
客観的に見ると、この表を作るのって・・・ちょっと病気ですね(笑)。
春季非公開文化財特別公開のアンケートを実施しています。
左サイドバーにあります。
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コメント ( 1 ) | Trackback ( )
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壬生寺の庭園、歩き回れないのは残念ですけど、雨上がりの庭園は眺めるだけでも十分美しいですよね。
今回はレアな三カ所と神応寺、仁和寺 金堂・経堂には行きたいと思ってます(ついでに伏見エリアを堪能予定、もちろん京博へも)。奈良の国博・興福寺・當麻寺も行きたいので、思案中です。