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京都市の生まれ育ちで、50歳男性です。
京都市在住なのに?京都の神社仏閣めぐりに魅せられています。 第9回京都検定で、1級に合格しました。 さらに余談ですが、僕はMENSA(メンサ)の会員です。 |
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2013 春 建仁寺 大統院の特別公開 (春の非公開文化財特別公開13)
写真は、改修が終了した建仁寺 方丈前庭の大雄苑
開催期間:4/26~5/6 9:00~16:00
公開内容:本堂、円山応挙筆「幽霊図」、鈴木松年筆「髑髏図」、奥田頴川作「赤絵十二支四神鏡文皿」(重要美術品)、他
拝観頻度分類:D-3
アクセス
建仁寺の塔頭ですので、大まかには祇園にあります(地図1)。
電車の場合は、京阪電車で祇園四条駅にて下車し、四条通→花見小路通で突き当りの建仁寺 北門から境内に入ります。
北門から境内に入ると地図2からも分かるように、最南端まで行き、さらに東の端です。
ですから市バスの場合は、祇園や東山安井ではなく、清水道で下車して八坂通から入る方が近いです。
コメント
昨年秋も公開していましたが、たまに途切れます。
拝観の内容は、以下の通りです。
・建仁寺5 特別拝観3 大統院
方丈に赤絵や掛け軸などの寺宝が展示してあります。
拝観はこの方丈のみです。
もし行かれるのなら、非公開文化財特別公開ではないですが、同じ建仁寺 塔頭の正伝永源院にも是非行くべきです。
アンケートを実施しています。
左サイドバーにあります。
携帯の方はココ。
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コメント ( 4 ) | Trackback ( )
« 2013 春 西... | 2013 春 上... » |
法堂の中から見るもよし、拝観料なしで、散歩がてらに外から眺めるのもよしです。
平等院の藤の花を楽しみにしていたので、HPで開花のチェックをしたら、今年は剪定の関係で花房が伸びていないとのことで残念、来年に期待です。
正伝永源院の襖絵は狩野山楽が描いた蓮の群落です。蓮好きにはたまらないところです。なぜなら、右手の中ほどに双頭蓮と称する、一茎二花、1本の茎に2個の花が咲く珍しい蓮の花が1本だけさりげなく描かれているいるからです。
双頭蓮は数年に1回出るか出ないかで吉祥として珍重されます。宇治の萬福寺には何度か見に行ってます。
京都国立博物館の山楽・山雪展でも、蓮はないかと探したところ、ありました。「長恨歌図巻」という玄宗皇帝と楊貴妃の悲恋を描いた山雪の絵巻物です。玄宗皇帝が蓮の花を眺め、楊貴妃を偲び、嘆いている場面です。なんとそこには1茎3花の蓮が描かれていたのには驚きました。これは海外からの里帰り展示でチェスター・ピーティ・ライブラリィ所蔵です。
正伝永源院(これからは、今のところ春・秋両方か片方には公開される予定)の襖絵ですが、伝・山楽の絵は今回か(秋があれば秋まで)ぐらいで、現地公開は終わってしまうと思われます。
なぜかというと、現在細川さんの絵がはまっている箇所+室中の間にも新たに襖絵を制作される予定らしいです。なので、メインの三室の襖絵は、全て細川さんに変更でしょうね。
因みに、伝・山楽の襖絵ですが、『伝』とされているのは山楽か山雪か確実に判断できないことからです。襖絵作成の時期の各人の年齢と作風(シツコイ蓮の連続)を考えると、山雪ではないかという説があります。(確かに、飛んでいる鳥の鋭い独特な翼が山雪展に出ていた絵とほぼ同じでした)
あえて、メインの部屋に師匠(山楽)ではなく、後継者(山雪)に描かせることもよくあったことらしいですしね。
かといって、メインの部屋に師匠の山楽が描いていたとしても普通ですから、山雪とも断定できず、結局『伝・山楽』で今のところ落ち着いてしまっています。
正伝永源院、私も先日、拝観しました。拝観者は、私一人だったので、部屋の中に座り、20分ほど、蓮鷺図を落ち着いて堪能しました。良かったです。
その時のガイドさんの説明では、蓮鷺図は、他の人の襖絵に取り替える予定て言っていましたが、誰とは言っていませんでした。細川さんの襖絵に取り替えるのですね。
伝が付く理由も、師匠と同じ説明をされていました。
その時は、妙心寺の桂春院でも狩野山雪の襖絵を観ることができました。今のうちだと、山楽山雪の本物の襖絵をお寺で観ることができるようですね。
コメントの場所が、塔頭違いですみません。
確かに、襖絵って急速に現地で実物を見られなくなってきていますよね。今の内に、見られる機会があるものは見ておいたほうがよいのかも知れません。2級のほうさまも書かれてましたが、襖絵等は現地で見るのが一番ですから。
因みに、山楽の話は冬の旅かなんかに行った際の受け売りですから(笑)