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2012 第46回 京の冬の旅


写真は、手前から妙心寺の三門(赤いの)、仏殿、法堂。

これから紅葉だというのに慌ただしくてすいません(笑)。
「2011 秋の特別拝観」を掲載したのが7/6だったように、既に来年のお話です。

最近見られた方は、「マジか!」って思われたかもしれせんが、

マジです(笑)!

このブログは、アパレル業界と同じで、
常に「季節を先取り」します(笑)。

さて、
特別公開とはいいながら頻繁に特別公開しているところや、それそここれを逃すと次はいつ見られることか分からないところが混ざっているので、それぞれを希少価値で評価していきます(もう恒例です)。

ただし今回は見切りなので、洩れているところなどがあるかもしれませんので悪しからず。

評価は以下の通りです。
A:通常拝観+寺宝
B:1年で3回以上の特別拝観のチャンスがあるところ
C:1年に2回(春と秋)は特別拝観のチャンスがあるところ
D:1年に1回は特別拝観のチャンスがあるところ
E:数年単位でしかチャンスがないところ

妙心寺 三門楼上 E
2009年春以来だそうです。

妙心寺 隣華院 D
昨年の「春季非公開文化財特別公開」もあり、ここ数年はたまたま続きましたがいつ切れてもおかしくはないです。

妙心寺 玉鳳院 E
2005、2007にも公開がありましたが、多分それ以来です。

相国寺 法堂・開山堂 C
年2回、春と秋は確実に公開されます。

相国寺 大光明寺 方丈内部 E
方丈前庭は普段から解放されているようなものですが、方丈内部は公開されていません。

長楽寺 A
建礼門院関係の寺院です。
通常から拝観可能な寺院です。

平等寺(因幡堂)E
2010の秋の非公開文化財特別公開で公開していました。
日本3如来の1つの、薬師如来があります。

長講堂 本堂は、後白河法皇像はE
っていうのは、「その他の予約拝観」にもあるように、電話で予約すると本堂や本尊の阿弥陀三尊像は拝観できます。
しかし後白河法皇坐像は見られず、毎年4月13日の法王忌にのみ公開されます。
特別公開は2005年以来です。
来年の大河ドラマ効果ですね。

泉涌寺 雲龍院 A
通常から公開している塔頭です。

東福寺 龍吟庵 B 
ここも秋は例年公開しており、それ以外にGWにも公開していることがあります。

東福寺 三門 最近はC 本来はE
最近続きますが、切れるとしばらくないです。

東福寺から泉涌寺への近道

東寺 観智院 B
年に数回定期的に公開しています。

東寺 五重塔初層内部 B
年に数回定期的に公開しています。

期間は、1/7~3/18までです。
相国寺 法堂・開山堂は1/17から。
東福寺 三門と龍吟庵は1/14~2/29までです。

妙心寺がブレイクするかも!・・・冬だけど(笑)。

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三十三間堂(東山南部散策51)

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写真は、三十三間堂の伽藍

アクセスは、バスなら博物館・三十三間堂前で下車ですが、混雑期は京阪電車の七条駅下車で徒歩の方がいいでしょう。

正式名称は、蓮華王院本堂です。
拝観料は600円です。

まずは伽藍内に。
拝観受付を抜けると左手がお堂前の庭園で、右手の廊下からお堂に向かいます。
お堂背後から入り、時計回りに正面に進みます。
お堂に向かって右手から約100mに渡り、ズラーっと1001体の十一面千手千眼観世音こと“千体千手観音”が後列に並びます。
前列には、最初に国宝の雷神が前にあり、中央には湛慶作の中尊が鎮座し、最後に風神があります。
前列のこの間には観音二十八部衆像があります。
只々圧巻です。
この裏側をまわって戻ってきますが、裏側にはいろいろ説明書きがあります。

伽藍を出て、外周の大きな砂利道を一周出来きます。
宮本武蔵は蓮華王院で決闘しましたが、この長い廊下を利用したというのは吉川英治氏の創作だそうです。
道には池が2つあり、周囲は庭園になっています。
手水舎は“夜泣きの泉”といわれ、前掛けを祈願してもらうと子供の夜泣きが治るそうです。

さらに進むと朱塗りの東大門が、また南端の築地塀は“太閤塀”と云われ、南大門と併せて桃山期のものだそうです。
外周を1周して元に戻ります。

3/3は春桃会で、拝観が無料です。
またこの日だけ授与されるピンク色のお守り(500円)の袋の中に仏名帳(1001体の仏様の名簿)が入っています。
さらに本堂の左前の角(最後の角)に秋雲壇が設けられ、高い台から全体を見渡すことが出来ます。
2019年は1001体の千手観音像の国宝指定記念で、東博、奈良博および京博に寄託されている5体も里帰りし、全1001体が揃いました。
なお寄託されているのは、仏名帳の番号で20、30、40(以上は内陣の左最前列)、493(中尊のすぐ左)、504(中尊のすぐ右)の5体です。




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2011 11/4の拝観1(冷泉家)


写真は、表門を入ったところ(正面は供待)

ここも10/29と10/30の拝観を飛び越えての割り込みです。
ここも11/6まで拝観中なので。

ちゃんとした報告は、今後の「御苑周辺散策」の中でしますので、概要と感想だけ。

下足して入るところはなく、唯一内部に入る台所も土足です。
中の間や上の間を外から見学し、谷文晁の龍虎図も縁側からの展示です。
L字に広間にまわり、後方が斉庭。
最後に御文庫で終了です。

そんなに大きくないので、説明を全部聞いても30分ぐらいです。

なかなか入れるチャンスがないのでそれなりに満足ですが、邸内に上がれればもっとよかったかもしれません。

11/6までです。
ちなみに平日の11/4の朝1番でも、開門時は20人ぐらい並んでいました。

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