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2011 大雲院 秋の特別拝観の案内

大雲院は、もひとつメジャーではないかもしれませんが、その門前は大抵の方が通過されているのではないでしょうか。

円山公園から高台寺に抜ける道の途中にあります。

詳細は、本編が掲載済みです。

銅閣こと祇園閣からの眺めが非常にいいので、上から見る東山の紅葉もいいでしょう。

期間は11/15~11/30です。

わざわざ行かなくても、通常の観光ルートに沿っているのも高ポイントです。

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神護寺2 特別拝観 宝物虫払い行事、多宝塔、大師堂、明王堂(高雄散策7)


写真は、大師堂。

神護寺は、例年定期的に特別拝観をしています。

5/1~5/5 宝物虫払い行事:源頼朝像、平重盛像、釈迦如来像、潅頂暦名
5/13~5/15 多宝塔:五大虚空蔵菩薩像
10月の体育の日を含も3連休 多宝塔:五大虚空蔵菩薩像
11/1~11/7 大師堂 板彫弘法大師像
です。

5月の国宝展示は人気が高いようです。

宝物虫払い行事
楼門の左手に通常の拝観受付がありますが、ここでの手続きは不要です。
楼門の右手に本坊の門があり、期間中はここが開いており、ここに入ります。
前庭を過ぎて玄関で拝観料700円を納めます。
伽藍内に入り、書院に進みます。
3間あり、順に見ていきます。
重要文化財や国宝が当たり前のように並びます。
国宝の弘法大師筆の灌頂歴名や釈迦如来像。
なかでも、源頼朝と平重盛像は有名です。
これは1m四方ぐらいあり、僕的には思っていたより大きく、かなりの迫力で、それを50cmぐらいの距離で見ることが出来ました。

また書院の奥の間の廊下から外に出ると、勅使門を背後にした枯山水の書院前庭”灌頂の庭”が拡がります。
さらに廊下に出た右手奥には茶室の了々軒があり、別途500円で呈茶があります。
了々軒は8畳の茶室で、この時期は裏庭のシャクナゲもきれいです。

多宝塔
金堂左手の階段を登った先に多宝塔があります。
拝観料は500円です。
中には国宝の五大虚空蔵菩薩がお祀りされています。
5体は右から宝光虚空蔵、蓮華虚空蔵、法界虚空蔵、業用虚空蔵、金剛虚空蔵で、体の色が順に、青色、赤色、白色、黒色、黄色とうっすらと残っています。
いまは一直線に祀られていますが、元来は法界虚空蔵を中尊に順に、東方、西方、(中尊)、北方、南方を取り囲むように祀られていたそうです。

大師堂
拝観料は500円です。
弘法大師が神護寺に居られた際、この地を住まいにされていたそうです。
その地に江戸時代に細川忠興が大師堂を寄進しました。
正面外側は、お堂なのに蔀戸になっています。
採光をよくするためです。
本尊は重要文化財の板彫弘法大師像で、このお堂は右の柱は5本、左の柱は間隔を広げて4本になっています。
こうすることで遠近法により、内部が広く見えるそうです。

1/2は初大護摩供、8/16は施餓鬼護摩供、それ以外の月は第2日曜日の14:00~護摩祈祷が明王堂で行われます。
13:45頃に開きます。
誰でも参拝出来、途中からでも大丈夫です。。
14:00~14:10頃までは準備で、実際に護摩が焚かれるのは14:10頃からです。
14:30頃には終わります。
明王堂の中央には鎌倉時代作と云われる不動明王像、両脇には制吒迦(せいたか)童子と矜羯羅(こんがら)童子像がお祀りされていました。

神護寺茶会
10月最終週の日曜日に、お茶会があります。
お茶券は神護寺に問い合わせれば購入できます。
濃茶の本席(地蔵院の方圓庵)、薄茶の副席(書院)、かわらけ投げ、金堂内陣、点心席(地蔵院前、嵐山吉兆)で、25,000円です。
席は9:00~で、JR二条駅西口から山の上にある楼門まで、直通バスが8:30~10:30まで30分毎に出ます。

地蔵院
本席はかわらけ投げをする場所の右手にある方圓庵(迎賓館)にて。
まず方圓庵の右手に地蔵堂があります。
2022/11/12~11/20の時代劇の小道具展の際は開扉されていました。

玄関を入ると3畳の玄関間があり、ここから1周縁の廊下が部屋を取り巻いています。
まずは正面に8畳間が2つと5畳間(下の間)が並んでおり、欄間は2本の竹です。
さらに右手に8畳間が2つ(上の間)とあり、床の間と違い棚がありました。

神護寺茶会の際は上の間が待合で、床の間には重文の僧形八幡像の軸がかかっていました。
お席は下の間の2間。
こちらの床の間には重文の後宇多上皇宸翰が掛かっていました。
1席40名程、45分ぐらいです。

このかわらけ投げをするところで、点心席が10:30~からあります。

副席は楼門右手にある書院で。
お席は書院の広間を大きく使う分、待合が狭いです。
お席の床の間には、空海上人図が掛かっていました。
こちらも1席40名程、45分ぐらいです。

ウロウロしないでいいのは、書院 副席→方圓庵 本席→かわらけ投げ→点心席→金堂の順でしょう。
9:00に行けば、12:00には終わります。




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2011 11/4の拝観8(愛宕念仏寺)


写真は、境内の千二百羅漢

嵐山・高雄パークウェイ自体も紅葉がきれいですが、まだ色づき始めぐらいでした。

この日は平日だったので、ほとんど他に車が走っていませんでした。
下りはエンジンブレーキだけで降りるというマニアックなことをしていました(笑)。

さて嵐山・高雄パークウェイを下りて右が嵐山ですが、そんなことをするために来たのではありません。

左折し、「愛宕念仏寺(おたぎねんぶつでら)」へ行きました。

ここまで普通に嵐山から来るのはさすがに遠く、「嵐山・嵯峨野散策」でも化野念仏寺以北は掲載していませんでした。

愛宕念仏寺は、小学生の時に親に連れられ清滝ハイキングをした際に来て以来でした。

すごく遠い印象があったので、敬遠気味でした。

今回は愛宕念仏寺の千二百羅漢と嵯峨鳥居本の景観(平野屋のあたり)を見て、化野念仏寺までのルートを確認しました。

今後改訂版で「嵐山・嵯峨野散策」にくっつけておきます。

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