熊本に寄り添って
熊本の震災支援のために覚えていつもお祈り下さりありがとうございます。福岡地方連合が主に呼びかけて始まった食器提供ボランティアは、仮設住宅の完成&入居のひと段落を迎えて、新しいステージに立とうとしています。震災によって家や仕事や、これまでの生活を奪われ、不自由の状態の中に置かれた被災者の方々は、新しい仮設住宅での関わりの中に生きようとされています。
しかし、誰でも新しい環境の中で新しい関係を作っていく事が容易ではないように、引きこもりや孤立などの課題は深刻です。課題が多様化しているのは仮設に住まずに、その場所を確保して、壊れた家に住み続ける方もおられるからです。
震災支援委員会では、それぞれの仮設への関わりを各個教会と地域の関わりに移行しようとしています。既に西部教会と福岡教会が「ワクワクカフェ」を始めていますが、平尾教会の震災支援の取り組みとして、小池(おいけ)島田(しまだ)仮設団地で、自由が丘教会の岩崎光洋牧師や菊池シオンキリスト教会の兄弟姉妹と協働して「ワクワクカフェ」の時を21日(月)に持とうと計画中です。
福岡からお気に入りのソーサとカップを持ってきて頂き、来られる方々に選んでもらい、お茶の時間と演奏を通し、地域の方々の交流と、被災地と教会の交流、主にある分かち合いが豊かにされればと願っています。イエス様が私たちの間に共に立ってくださいますように。
森 師