平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2014年9月14日 カンボジアへの道

2014年09月26日 23時52分05秒 | Weblog
カンボジアへの道

 9月2日~4日に行われた連盟理事会で、私と妻・Kのカンボジア宣教師派遣が正式に承認された。嬉しさと安堵の気持ちが入り混じった思いである。最初のきっかけは、4年ほど前に遡る。私が連盟伝道隊でカンボジアを訪れたことだ。
 当時神学校1年目で、日本以外の初めてのアジア、カンボジアでの経験は私に強烈なインパクトを与えた。首都プノンペンは活気にあふれてはいるが、ポル・ポト政権の傷跡が未だに深く残っていた。教師が不足し、交通ルールはあって無いようなもので、生活のインフラもまだまだ整っていなかった。多くの必要を目の当たりにして、「神様に、ここで私の経験を用いて頂きたい、カンボジアの人々と共に生きていきたい」そう強く願った。
 帰国後、カンボジア宣教への祈りが始まった。3年越しで単身赴任という形でようやく実現した、ミッションボランティアというステップを経て、主はついに私たち夫婦に、宣教師への道を開いてくださった。主がカンボジアでこれからなさろうとしている、宣教のみわざに参与できることは、この上ない喜びである。主は果たして、私たち家族に、どんな宣教の計画を用意してくださっているのだろうか。
 カンボジアへの道は開かれた。あとは、向こう岸に渡ることができるように、しっかり準備することである。やるべきことは多い。主が1つ1つを導いてくださるだろう。平尾教会の教会員の方々にはこれまで多くの祈りと、経済的支援を頂いた。心からの感謝をささげたい。


嶋田師

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