何でこうなるのかなあ!
私たちは、どうして、毎年こうなるのだろうか。クリスマスカードをいただいても、年賀状をいただいても、ご返事(御礼状)を出さないままになってしまう。これではいけないと、私も妻も思っているが、せめて「寒中お見舞い」の季節に間に合えばいいのだが、それも遅くなり、初夏となって、暑中お見舞いの季節になる頃には、今年こそクリスマスカードを誰よりも早く出して、日ごろのご無礼をお詫びしなければと考えるのだ。
ところが、もう何十年も同じことを繰り返している。ときどき、初夏の頃に、ようやく家族のようすなどをお知らせする手紙やカードをお出しすることもあるが、受け取った皆様はどのようなお気持ちで受け取っておられることか。それすらも、何人かに出して、途中で息切れがして、半分くらいの人に出せなくなってしまったということもざらだ。
ほんとうに申し訳ないと思っている。このような私たちだから、毎年、ご挨拶のお手紙類をいただくことも少なくなり、自業自得とは言いながらも寂しい。それでも、見捨てることなく、毎年、カードをくださる方々もおられて、これも心苦しい。
今年も、実は、カードをいただいた方々には、寒中お見舞いをお出しするようにしていたのだが、季節はもう春になってしまった。かつては、妻も何とか私のケツを叩いてくれたのだが、今は、似た者夫婦になってしまった。言い訳はこれくらいにして、今からでもいいだろうか。何でこうなるのかなあ!
平良 師