彦根の歴史ブログ(『どんつき瓦版』記者ブログ)

2007年彦根城は築城400年祭を開催し無事に終了しました。
これを機に滋賀県や彦根市周辺を再発見します。

金沢城訪問①

2020年09月27日 | 日本100名城と続100名城
金沢城を一度の紹介で終わるのは勿体ないので何度かに分けて書きます。

尾山神社から金沢城に入るは、鼠多門が一番近い入口です。
金沢城は再建計画が進行中で、調査と再建を繰り返してしますが、鼠多門と隣接する鼠多門橋は令和2年7月18日に完成式典が行われたばかりで、訪れたときは完成して1か月半も過ぎていない新しい姿を観ました。

江戸初期には建っていた記録があり、明治時代に焼失した物でした。
白漆喰塗、海鼠壁は城内でも見かけますが、海鼠壁の目地が黒漆喰なのはここだけですので、その色から「鼠」なんて呼ばれたのかもしれないですね。
屋根は鉛瓦、鼠多門橋は城内最大規模だったそうです。




ここから城内に入り、最初に広がるのが玉泉院丸庭園です。
平成27年3月7日に完成した庭園で、本来の遺構は土の中に残してその上に再現された庭園ですが、建物や石垣を借景にした壮大なお庭です。
金沢城といえば兼六園(今回は行けませんでした)が有名ですが、城郭を利用した庭園としては玉泉院丸庭園も充分雰囲気を楽しめました。









玉泉院丸は藩主の私邸とされていますので、彦根市民として彦根城で重ねて考えると玄宮園のような位置付けなのかもしれません。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« フランス映画のような | トップ | 金沢城訪問② »
最新の画像もっと見る