雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

宇治市源氏物語ミュージアム

2024年07月20日 | 京都散策
安時代中期に成立した日本の長編物語



作者は紫式部



とされている



全54帖



概ね100万文字の長大作



近年、この作品が紫式部一人の個人作ではない
という説が提唱されている





明確な証拠はないが
彼女が生きたと云われる時代と異なる作法が作中に登場するというのがその根拠である



さて
真相はまだ明らかにされていない

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西陣

2024年07月13日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
西陣とは地域の名称であって
行政区域ではない



絹織物の西陣織が
生産されていたことから
この一帯という愛称で



今日でも西陣の名称は広く知れ渡っている



近代化の波で
京都の街はどんどんと
京都らしくなくなっている



寺社仏閣を除けば



京都らしい風景は



むしろ全国に点在する小京都と呼ばれる地域の方が
らしい風景が残っていると言わざるを得ないほど



西陣は下町



町屋が残り
散策が楽しい

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南堀江

2024年06月30日 | 大阪散策
水路が発達した一帯



川周辺には輸送に便利なため
木材屋や家具店が増えていった



高度経済成長期には
多くの人々がここで家具を買い求めていった



もとは
橘通りと呼ばれていたが



橘がミカン類というところから



今では
みかん=オレンジで
オレンジストリートと呼ばれている



隣接するアメリカ村が
若者の街なら



堀江は大人の街



お洒落で
小奇麗な店が並ぶ界隈



ふらりと
撮影して歩いた

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路地

2024年06月17日 | 写真
都会の垢



吹溜りのような垢は
大抵は路地に積もる



そういう空間には
一種の法則があるのか



同じような景色が広がる



街を散策し
カメラ片手にその風景を納めてゆくと



ついそういう風景を
知らずのうちに撮影している
自分がいる



知らないビルに
ふらりと入りこむと
幾何学化する都会の風景から
取り残された
昭和が香る



そういう都会の垢が
無性に恋しい



今日も今日とて
そういう風景を見たくて
都会を歩いてしまう



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旧居留地区

2024年06月08日 | 兵庫散策
神戸村に設けられた
外国人の居留地



そういってしまうと
身も蓋もないが



東は生田川
西は鯉川
南を海
北を西国街道
に囲まれた空間



安政五カ国条約に基づき



外国の治外法権が及んでいた地域



それが居留地区だった



そう記すると
まるで
日本の治外法権地帯として
数々の不幸があったようにも
思われるが



後の歴史学者によると
居留外国人を中心に組織された自治機構により
運営は極めて円滑に行われ
日本側との関係もおおむね良好であったそうだ



今日では
碁盤の目のように走る通りと
レトロな外観の建物により
見え麗しい空間となっている

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