2010.4.5(月)曇
念道の河原の石を拾ってきて、何%が磁石に反応するかという実験は中途半端に止めてしまった。よく考えると、この実験をやってどういう意味があるのか、何が知りたいのかよく解らないからだ。役に立つことといえば、私自身が磁石に反応する石を見つける技が磨かれるぐらいだ。というわけで中止し、次にやるとすれば、ある地点で1m四方に区切って石を拾い、その中から磁石に反応する石が何%、どのような種類が何%と出すことだ。これは意味があると思われる。各地点で鉄分の有無、あるいはその濃さが確認できる。いずれ1m四方の枠を作製し、採取してみたい。
最近は磁石に反応する石が例の三種類以外に無いものかと、磁石を持参していろんな石を確かめている。最も気になっているのが、茶色の泥岩のような石で、酸化鉄のような黒い部分が多くある石である。この石は上林川に多く、見た目はいかにも鉄分が多く含まれているようなのだが、磁石には一向に反応しない。
根気よくそれらしい石に磁石を当てていたら、新種の石が反応した、昨日のことである。何かすごい恐竜の化石でも発見したような気分で持ち帰る。今までの三種類とは明らかに違う種類の石である。ただし磁石の反応は弱く、従来のフェライト磁石ではかすかな反応しかない。ネオジウム磁石という強力な磁石のおかげで見つかったようなものである。そして今朝も同じ種類の石が見つかった、それはその種類を狙っているからだ。
左:4月4日発見、右が新種、左は従来のもの
右:4月5日発見、真ん中のもの。
色は明らかに違うし、今までの三種より柔らかそうだ。緑色の石に赤い流紋があるように茶色の石に黒い流紋がある。おそらく堆積岩だと思うが、堆積した成分を異にしながら、鉄分が同様に定着したのではないだろうか。というわけで磁石に反応する石は、念道で四種類となった。
蝶の時は蝶の専門家が、樹木の時は樹木の専門家が、きのこの時はきのこの専門家が現れた、石の専門家現れてくれい。
【作業日誌 4/5】
長椅子塗装
ドッグランど、フェンスのパーツ作り
スプレーの塗料が出てきたので使ってみたら、ここで終了してしまった、駄目だこりゃ。
今日のじょん:ことぶき屋さんの一家が来じょん、サリーちゃんとジナン君となるみちゃんだ。じょんは喜んでころこんでオシッコちびりまくり。しまりがねーなー。ドッグランどがんばっからね。
ドッグランどができたら、このリードは不要となるわけだ。