晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

不思議な岬の物語 12/5

2014-12-05 | 日記・エッセイ・コラム

2014.12.5(金)曇り

 メーパパに映画館の入場券をもらったので、舞八千代館に見に行く。最後に見た映画が「硫黄島からの手紙」だったから7年前ぐらいだろうか。吉永小百合ものは「北の零年」だったからこれは10年近くたっていそうだ。とにかく綾部に移り住んでからは初めての映画である。
「不思議な岬の物語」は森沢明夫さんの小説「虹の岬の喫茶店」の映画化で、実際にある喫茶店をモデルに書かれたものである。

 田舎の岬にぽつんと建っている小さな喫茶店、初老の女主人とお客様達との心のふれあいを描いた小説なのだろう。原作者の森沢さんはなんと先般亡くなられた高倉健さん主演の映画「あなた」の作者でもある事を知った。
 吉永小百合さんが小説にぞっこん惚れて、自らプロデュースするくらいだからいい映画だった。映画を見て涙することなんて無かったのだが、ついつい涙が出て、これは寄る年波のせいだろうと思う。
 さてこの実際の喫茶店「岬」は千葉県の明鐘岬と言うところにあり、ロケも現地で行われたそうだから映画を見ればその雰囲気も臨場感が伝わる。その位置は鋸山から海に向かう尾根の末端であり、この鋸山は学生時代にロックゲレンデを探してあちこち行っていたときに有力な候補になっていた山である。縁が無くて現地に行くことはできなかったのだが、よく憶えているところである。
 海と山との違いはあるが、わがじょんのびも同じコンセプトで存在しているので、カフェの原点に返るという意味で値打ちのある映画だった。
 岬とじょんのびの共通点は、美しい虹が出るということである。地形的なものもあるのだろうか、いつも同じ場所に現れ、先日など二重の虹が現れて、たまたま見られたお客様も感激しておられた。

2014.11.3、ベランダから
 映画館を出て海が見たい気分だったので、かみさんのいう舞カフェにいく。高台にあるので海が見えるかなと思ったのだが、生憎だった。

ドッグランもあるが冬期はクローズとか。
【作業日誌 12/5】
パンフレットスタンド作成

【今日のじょん】先日上林川の冬景色にじょんを入れてやらなかったので、改めてパチリ。

二枚目は水の澄んでいるところを見て欲しい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする