晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

私の上に降る雪は 1/16

2011-01-16 | 日記・エッセイ・コラム

2011.1.16(日)雪

 二十三
私の上に降る雪は ひどい吹雪に見えました。

中也生い立ちの歌の一節である。いつかはしめやかに降るだろう雪も齢60にもならんとする我が身には、いつまでたっても吹雪のようだ。

 
 今朝の気温-3℃、積雪32cm、上林では珍しいパウダースノウだ。今年で5回目の積雪なので、都合三日に一度降ってる勘定だ。正月からの雪が残っているところは5,60cmとなっているし、雪をかいて積んでいるところはゆうに1mを越えている。かいた後から積もるので意味がないみたいだが、とにかくかいておかないととんでもないことになる。秋田のゆきの小舎の佐藤さんは冬の毎日の仕事が雪かきだとおっしゃっておられた。一日でも休んだらその次の日から通行止めになるそうだ。
 それにしても我が家の通路と駐車場をかき終えるのは骨が折れる。10時頃からかき始めて3時半頃の終了だ。おなじ動作を何千回としていると、それはまるで業で三途の川原で石を積んでいるようなものだ。雪かきが終わる頃、約10cmほど積もっていたので、かいた後はほとんど真っ白になっていた。とりあえず写真でご覧あれ。Img_2167 
Img_2169



朝の表情、風があったので軒下も真っImg_2176白。
Img_2179



作りかけのガーデンシェッドもこのとおり、午後になっても降り止まず。

【作業日誌 1/16】
雪かきくけこ

今日のじょん:食傷気味だったじょん君もパウダースノウはお気に入りみたい。ラッセルラッセルで走り回っているが、深みにはまると埋没しそう。Img_2170 Img_2173   

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大唐内のこと(28) 鬼伝説 1/15

2011-01-16 | 歴史・民俗

2011.1.15(土)曇

 大唐内に関する聞き取りに関して書いている間に鬼伝説についてどこまで書いたか解らなくなってしまった。記事を読み直して続きを書こうと思っているが、脈絡が合わないかも知れない。
(3)有安地名と藤元家
 大唐内の大蜘蛛退治の伝説は弓の名人、有安の藤元善右衛門が主人公である。現在でも大唐内の住民はそのことに関し感謝の念を抱き、甘酒講には招かれているということだ。有安のや神さま、善右衛門のお墓、できれば善右衛門所縁の藤元家を訪れて解ることがあれば聞いてみたいと思っていたのだが、生憎の大雪でそれもかなわなくなった。雪解けを待って訪れることとし、現在のところはこちらの独断と偏見でこの課題について述べておこう。
 角川日本地名大辞典京都府下巻の地誌編福知山市沿革の項に「由良川沿岸に阿良須・有路(ありじ)・荒河(あらが)・荒倉など、arで始まる発音の地名が多いことから朝鮮語の影響とみられる説もある。」とある。ずいぶん不親切な記述で、arがなぜ朝鮮語なのか、arが何を意味するのかの説明がない。読者にとっては一体何のことか解らない。「西丹波秘境の旅」(澤潔著)に
 ちなみに韓国最古の民謡にアリランの歌がある。アリラン アリラン アラリヨー
アリランコエテ ノーモカンダと続くが、その「アラ」・「アリ」とは太陽神のことである。云々。とある。私は朝鮮語について調べる手だてを持っていないが、インターネットなどで調べるとやはり日のことのようである。太陽神を信奉する海人族に由来する地名なのだろうか。福知山だけでなく、綾部でもar地名は沢山あり、著名なものは有岡町と睦寄町有安である。
 丹波志には、「草ヶ部村に高野聖リ住シ、、、」とあるが古代には有安も庄も草ヶ部(日下部、草壁)であったのかもしれない。草壁が浦島伝説で有名な丹後の日下部氏に所縁のある地であるとしたら、有安ー太陽信仰ー海人族ー日下部氏という脈絡も考えられないこともないようだ。
そしてアリ・アラの地名には有路(福知山市大江町)の地名由来と弓削(綾部市五津合町)の薬師堂に関して興味ある話があるのだ。つづく(大唐内のこと(27)は2011.1.5)

【作業日誌 1/15】
ガーデンシェッド窓枠塗装、換気扇枠作り

今日のじょん:昨日のことだがゆきちゃんが来たので御紹介しよう。かみさんが胸肉ジャーキーを焼いたのでゆきちゃんに持ってってやろうという矢先にやってきた。実はこの前来たときにはまだ少し不安そうな雰囲気が残っていたのが気になっていたのだが、今回はすっかり元気な様子で、じょんとも仲良くしてるので安心した。Img_2156 Img_2158

 

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