或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

無理な恋愛

2008-04-21 06:24:05 | 370 テレビ
いよいよ今年の第2四半期のドラマが始まりましたね。前のクールで「あしたの喜多善男」の出来がすこぶる良くて、いまだにその余韻に浸っているのだけど、今回のクールで興味をそそられたのが火曜日の夜10時に初回が放映されたフジTV系列の「無理な恋愛」。そうか、両方共に関西テレビ。視聴率を度外視してオトナ向けを作るという風土があるのかも。

ドラマのテーマは”年の差カップル”。堺正章が演じる60歳のレコード会社の重役が、夏川結衣が演じる35歳の売れない役者に恋をする。ただし観ていてその年の差が少々キツイ、金が目当てならアリだけど。20歳の差ぐらいがギリギリでしょ、経験的に。まあこの番組は団塊世代がターゲットらしいから、彼らの妄想に焦点を当てるという意味で仕方がなかったとも思うけど。

それで今回嬉しいのが娘と共通の話題ができたこと。見たい番組というのはたいがい違うのだけど今回は珍しく一致。理由は二人の別々のお目当てが出演しているから。娘がチュートリアルのイケメン徳井で、自分が夏川と鈴木砂羽。そんな自分にとっては初回からドキドキするようなシーンのてんこ盛り。というのも彼女達は再現シーン専門の役者という設定なのだけど、一人で何役もこなすから、その都度OLからスケバンまでいろんなコスチュームを見せてくれる。いわゆるコスプレ大作戦。

なんて感じで次回以降がますます楽しみだけど、おいおいと思ったのは、古めかしい主題歌を堺自身が歌っていること。まあかつてのグループサウンズのスターという設定で、実の本人そのままという絡みもあるのだろうけど、やはりコレだけはトレンディな売れ線系にして欲しかったな。なんかベタ過ぎて。そうでなくてもジジババ向けの臭いがプンプンしているのだから。

自分的には「結婚できない男」ぐらいまでが現実としての許容範囲かなあ。