春になるととフツーは軽めのフュージョンが聴きたくなるのだけど、どうも今年は冬場のホットなモードジャズからソフト系をすっ飛ばしていきなりラテン系にシフトしたみたい。このところよく聴いているのがブラジルのサン・パウロ生まれの美人シンガー&ギタリスト、アナ・カラン。最近ヤフオクで彼女の最も新しいアルバム「Hollywood Rio」(2004年)を手に入れたりしている。
音楽的には往年のスタンダード曲をシンセ等をふんだんに使った今風のアレンジで唄っていて、ラテン色は弱いけどオシャレ。MPBのネイティブな信奉者だと拒否感がでるだろうけどジャズ好きの自分にはしっくり。ベタ過ぎる選曲がたまにキズぐらい。
きっかけはいわゆるジャケ買いで、モノクロっぽい色合いに眼が止まった。この手でピーンと来たものはアタリが多くて。届いたCDを見て感心したのは裏ジャケとCDのラベル。群青色でトーナリティが取れ、なかなか凝っている。しげしげと眺めながら思ったのは、美人であることは昔から変わらないけど、若い頃に比べると随分痩せたなあと。彼女は1958年生まれだから今年50歳。
1988年にメジャーデビューして、これまでリリースしたアルバムが10枚程度。ジャケには彼女自身の写真が使われていることが多いのだけど、興味深いのがその変化。髪型や化粧を含めて雰囲気が大きく違っていて、まるで別人。順に見ていくと人生を感じるなあ。女優さんとかでもよくあるけど。最新のアルバムが一番イイ顔をしているところが素晴らしい。
話が逸れたけど、よく聴くアルバムは前にイヴァン・リンス特集で紹介した「Blue Bossa」(2001年)。おそらく出来的にはベスト。続いてやや荒いけどコアなファンには好まれそうな「Rio after dark」(1989年)と「The Other Side of Jobim」(1992年)、それにポップでカフェとかにフィットしそうな「Bossa Nova」(1995年)。音程がイマイチなところを割り引いても十分に楽しめます。
Rio After Dark (1989) The Other Side of Jobim (1992)
Maracana (1993) Bossa Nova (1995)
Blue Bossa (2001) Hollywood Rio (2004)
音楽的には往年のスタンダード曲をシンセ等をふんだんに使った今風のアレンジで唄っていて、ラテン色は弱いけどオシャレ。MPBのネイティブな信奉者だと拒否感がでるだろうけどジャズ好きの自分にはしっくり。ベタ過ぎる選曲がたまにキズぐらい。
きっかけはいわゆるジャケ買いで、モノクロっぽい色合いに眼が止まった。この手でピーンと来たものはアタリが多くて。届いたCDを見て感心したのは裏ジャケとCDのラベル。群青色でトーナリティが取れ、なかなか凝っている。しげしげと眺めながら思ったのは、美人であることは昔から変わらないけど、若い頃に比べると随分痩せたなあと。彼女は1958年生まれだから今年50歳。
1988年にメジャーデビューして、これまでリリースしたアルバムが10枚程度。ジャケには彼女自身の写真が使われていることが多いのだけど、興味深いのがその変化。髪型や化粧を含めて雰囲気が大きく違っていて、まるで別人。順に見ていくと人生を感じるなあ。女優さんとかでもよくあるけど。最新のアルバムが一番イイ顔をしているところが素晴らしい。
話が逸れたけど、よく聴くアルバムは前にイヴァン・リンス特集で紹介した「Blue Bossa」(2001年)。おそらく出来的にはベスト。続いてやや荒いけどコアなファンには好まれそうな「Rio after dark」(1989年)と「The Other Side of Jobim」(1992年)、それにポップでカフェとかにフィットしそうな「Bossa Nova」(1995年)。音程がイマイチなところを割り引いても十分に楽しめます。
Rio After Dark (1989) The Other Side of Jobim (1992)
Maracana (1993) Bossa Nova (1995)
Blue Bossa (2001) Hollywood Rio (2004)