或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

リカーズハセガワ

2007-05-23 06:31:06 | 650 酒
今日はGW特集の第6回で最終回。東京3日目の夕方、広島行きの新幹線に乗る前に立ち寄ったのが八重洲の地下街にあるリカーズハセガワ。ここはシングルモルト・ウィスキーの品揃えが豊富で、利用し始めてから、もうかれこれ20年近い。地下街の大改装をやった時にローズロードへ場所を移動。ワイン中心の北口店もオープンしたらしい。

東京からの帰りに、ちょっと時間があれば立ち寄れるのが利点だけど、それ以上の”ウリ”が試飲できること。バーで注文すると1杯1000円から2000円ぐらい取られる品物が、ここではなんと100円から200円。さすがに1回2銘柄までだけど。今回は東京へ着いた日と帰る日の2回立ち寄って、計4銘柄を試飲。こんな酒屋は日本全国探してもなかなかないでしょうね。

試飲していて気づいたのがジャズがBGMとして流れていたこと。控えめな音量で。東京ミッドタウンと大違い。しかもオーソドックスなブルーノートが中心。狭い店内が、ちょっとしたハードボイルドな立飲みジャズバーの雰囲気。でも客が数人たむろしてチューリップ型のテイスティンググラスを手に昼間から酒を飲んでいる、その光景は通行人から見るとアヤシイだろうなあ。

その時に購入したのが、グレンモーレンジのシェリーウッドフィニッシュド12年とバルヴェニーのダブルウッド12年の2本。独特のクセのあるアイラモルトは別格として、メインストリームであるスペイサイドモルトの中ではお気に入りのブランド。どちらもラムレーズンやバニラエッセンスを感じさせる甘く芳醇なテイストが特徴。結局これらとグレンリベットをよく飲んでいますね。

さっそく帰りの新幹線の中でボトルを開けて、大丸で買ったこれまた定番のボールタイプ大型アイス入りカップに注いで飲んだけど、期待通りの味だった。たまたま隣に座った若い女の子からは変な目で見られたけど。まあでも、これも慣れっこだから。

グレンモーレンジ  バルヴェニー