ロンドン観光でどうしても観ておきたかったのが美術館。ロンドンにはたくさん美術館があって、初めてだけど時間もないしということで、一番有名なナショナル・ギャラリーだけを訪問。今から思うとホントここだけでも観ておいて良かったし、欲を言うとテイトモダンとかを観られなくて残念。ちょっと複雑な気持ち。
一番印象に残っているはゴッホの「ひまわり」(1888年)。実物は想像以上に厚塗りで陰影があり、彫刻のような立体感が素晴らしかった。ゴッホは「ひまわり」を生涯で12点描いているそうです。パリ時代に5点、南フランスのアルル時代に7点。有名な花の数が10本以上の作品はその7点中の5点。
その中でここの14輪の「ひまわり」は、アルルに親友のゴーギャンを呼ぶ前の1888年8月に描かれたもの。5点の中、いやゴッホの「ひまわり」の中で最も代表的な作品。有名な“黄色い部屋”を飾るため描いたんだとか。彼にとってはゴーギャンを待ってる幸せな時期の作品。でも10月からいざ一緒に住むとすぐに衝突。結局たった2ヶ月で共同生活に終止符。
この14輪の「ひまわり」を後でゴッホ自身が模写したものが下の写真の上段の2点。左側はアムステルダムのゴッホ美術館、右側は東京の損保ジャパン東郷青児美術館。両方共ゴーギャンが去った翌年の1889年の作品。参考までに下段は被写体が異なる別の12輪の作品。左側がミュンヘンのノイエ・ピナコテーク、右側がこれを模写した米国のフィラデルフィア美術館。(写真はクリックすると拡大。)
この5点を同時に観てみたいものです。実際はそんな企画は無理だとは思うけど。比べることができれば、なんか相当に面白そう。私がこれまで観たことがあるのは、ここ以外ではゴッホ美術館の作品だけ。とりあえず東京にある作品は早く観たいなあ。
一番印象に残っているはゴッホの「ひまわり」(1888年)。実物は想像以上に厚塗りで陰影があり、彫刻のような立体感が素晴らしかった。ゴッホは「ひまわり」を生涯で12点描いているそうです。パリ時代に5点、南フランスのアルル時代に7点。有名な花の数が10本以上の作品はその7点中の5点。
その中でここの14輪の「ひまわり」は、アルルに親友のゴーギャンを呼ぶ前の1888年8月に描かれたもの。5点の中、いやゴッホの「ひまわり」の中で最も代表的な作品。有名な“黄色い部屋”を飾るため描いたんだとか。彼にとってはゴーギャンを待ってる幸せな時期の作品。でも10月からいざ一緒に住むとすぐに衝突。結局たった2ヶ月で共同生活に終止符。
この14輪の「ひまわり」を後でゴッホ自身が模写したものが下の写真の上段の2点。左側はアムステルダムのゴッホ美術館、右側は東京の損保ジャパン東郷青児美術館。両方共ゴーギャンが去った翌年の1889年の作品。参考までに下段は被写体が異なる別の12輪の作品。左側がミュンヘンのノイエ・ピナコテーク、右側がこれを模写した米国のフィラデルフィア美術館。(写真はクリックすると拡大。)
この5点を同時に観てみたいものです。実際はそんな企画は無理だとは思うけど。比べることができれば、なんか相当に面白そう。私がこれまで観たことがあるのは、ここ以外ではゴッホ美術館の作品だけ。とりあえず東京にある作品は早く観たいなあ。
ゴッホ美術館 | 損保ジャパン美術館 |
ノイエ・ピナコテーク | フィラデルフィア美術館 |