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変更には理由があるが

2024-03-29 | スポーツ

 今、センバツ高校野球が開催中でベスト4が出そろったのですが、ここまでの本塁打数がランニングホームラン1本を含めて4本と木製バット使用最終年と同じ少なさなのだそうだ。理由は簡単で、今大会から木製に近い低反発金属バットが採用されたからです。

 では、何故低反発な金属バットになったのかというと、近年の筋トレの普及によって打球の速度が上がり過ぎて危険な状況になってきたからということだそう。確かに、公式球でキャッチボールをしたことが無い人には分かりづらいだろうが、とにかく硬くて石みたいな感じなので高速で飛んでくるのは守備でも怖い。特に高校生では強豪校とそれ以外ではレベルにかなりの差があるので恐怖も増すし危険だと思う。これは良い改革だと思う。そもそも金属バットに代わったのが、木製バットではよく折れるので金が掛かって困るという理由からだったが、そこからいろんな意味で進歩した先の変更なのだ。

 一方、プロ野球では公にはなっていないが、昨年から低反発球が使われているのではないかと言われている。打撃成績をみればそれは明らかだと思う。選手の証言として打球が伸びないという声もあった。十数年前に国際的基準に合わせる方向で、NPBの公式使用ボールの統一球で全チームが試合をするようになったのだが、要するにNPBのさじ加減一つでボールの質はルールの範囲内で多少の変動は可能という事だ。

 打撃成績の低下は、NPB投手の球速がここ10年で5キロぐらい上がっているということや、大リーグからの影響で多彩な変化球が導入されてきたことで打てなくなるのも仕方がないという意見もあるが、打撃の面でも技術的に上がってきた面もあるのだから急激に落ちるという事の理由にはなっていないと思う。

 その変更した理由と噂されているのが、打撃戦になると時間が掛かるので試合時間を短くするために低反発球に代えたというものだ。恐らくは地上波のTV中継を念頭にそういう理由を想定したのかもしれませんが、時間が短くなっても最早 壊滅状態に近い地上波中継は戻ることはないだろう。BSで試合開始から終了まで中継してくれた方が見ている側からしてもずっといい状況だと思う。試合時間が長いから見たくないという人は、短くなっても見る事はない。

 こちらは理由が下らないと私は思います。

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