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元厚労省次官連続殺傷事件におもう

2008-11-21 | ニュース

 元厚労省次官2名宅が連続して襲われ、計3名が殺傷された。二つの事件が本当に結びつくかは、今後の捜査を待たねばならないが、マスコミでは彼らが今の「年金行政」の基を築いた人物であることから狙われたと推測している。

 犯人は、相手が官僚でもあり、年金政策が批判を受けているから何をしてもいいとでも思っていたのだろう。ヒーロー気取りに違いない。マスコミに踊らされた馬鹿な奴だ。

 元々、マスコミは年金を必要以上に叩き過ぎだ。

 選挙での民主党優位に最も有効だという事で徹底的に叩いてきた。トヨタの奥田氏に「叩き過ぎ」と、CM撤退をジョーク交じりに仄めかされたほどだ。そのことで、今回の犯人のような馬鹿が生まれたのだと思えて仕方が無い。

 今回狙われた元次官の施策にしても、「基礎年金」は年齢構成の変化や国民年金加入者と厚生年金加入者の動静をみると、こうする以外に「国民年金」は維持できない事は容易に推察された。

 何もハコモノの無駄遣いで立ち行かなくなった訳ではないのだ。そんなものは枝葉末節。しかし、マスコミはそこだけを叩く。

 そして、今回の年金問題の元となった年金番号やら社保庁といった問題にしても、本来ならば「国民総背番号制」にして税金などと一元化してコンピューターで一元管理すれば何の問題も無かった事なのです。(アメリカなんかではそう)

 それを、左翼政党とその尻馬に乗ったマスコミが「管理」を引き合いに出して叩き潰したことから混乱が始まったのではないのか。学生運動に始まる過激派達に心情的なシンパシーを感じるマスコミ達は、「国民総背番号制」に徹底的に反対した。この制度は、後ろめたいことの無い大部分の国民にはむしろ利便性が高まるいい政策だったはずなのに・・・。

 お蔭で、住民基本番号なんて中途半端なものと、年金番号が別のものとなってしまい管理が難しくなってしまった。マスコミは自分たちがやってきた叩き報道について、自分達の胸に手を当ててよく考えるがいいと私は思う。

コメント (2)
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