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小室哲哉氏逮捕におもう

2008-11-05 | ニュース

 かつて栄光をほしいままにしていた音楽プロデューサー小室哲哉が、著作権を売却すると偽り、知人男性から5億円をだまし取ったとして詐欺容疑で逮捕されました。昨日は朝からこの報道で持ちきりで、栄枯盛衰、諸行無常を嫌でも感じさせられます。

 私自身は、小室ファミリー系の音楽には思いいれも無く、寧ろ音楽的な嗜好からいえば正反対に近いものでした。それでも、今回の逮捕劇には「ざまあみろ」「金を持ってたら・・・」なんていう思いあがった感想よりも、お気の毒にという感想のほうが強い。

 成功し巨額の収入、そして贅沢?な生活・・・。こういった事が今回の報道でもやっかみ半分で報道されています。しかし、これらも全て自らの才能で正当に得た収入な訳で、他人にどうこう言われる筋合いは全くないものです。あの当時の、絶対に売れなければならないというプレッシャーは、今思い出しても凄かったと思います。

 今回の詐欺容疑にしても、確かに詐欺以外の何ものでもないものです。犯罪には間違いない。しかし、小室氏の全曲の著作権が10億円とか、チョット「・・・」なほど安価すぎるような気もしますし、・・・な雰囲気も・・・。

 小室氏にしても、曲が一発当たれば5億や10億ぐらいという意識はあったでしょうから、詐欺的な言動で金を得ながら、その間にヒット曲を出して返すというつもりだったのでしょう。結果的には、ヒット曲も出ず、返済が出来ずに逮捕という最悪の事態になったのでは。元々、芸能界というのは山師的性格の強い業界であるともいえ、ある意味悪意をそこに感じる気持ちが薄いのです。

 彼の絶頂期には、彼の金に群がる有象無象が儲け話を持ち込んだことでしょう。そして、根こそぎはがして借金地獄へ・・・。自己責任とはいえ気の毒な気がします。我々が数千人集まって一生かけて納めるよりも、はるかに多額の納税を行った小室氏。罪とは関係ないとはいえ人殺しや窃盗ではないし、無理な事なのですが多少の配慮ぐらいはあっても神は許されるような気もするが・・・。

 まあ、初犯でもあり容疑事実も認めていることから、遠くない時期に再起をはかる日も来ることでしょう。その日が早いことを祈ります。

コメント
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