かねて歩いて見たかった熊野古道に、ようやく触れることが出来た。
継桜王子の宿を、朝8時に出て、迂回路を通って三越峠まで、登り坂が続く。峠で昼食を取り、発心門王子に着いたのは午後2時だった。
熊野本宮大社まではゆっくりとした下り坂で、大社には午後4時に着いた。
今日の宿は湯の峰温泉のゲストハウスで、硫黄の匂いが強い天然温泉のお風呂が3室あり、24時間何時でも入れる。
翌朝の朝食は、温泉の湯で炊いたお粥で、各自が電気釜から取り出して食べ、お茶、コーヒーは自分で沸かして飲む、使った茶碗やカップは夫々が洗って、布巾で拭き、食器棚に収めるという方式で、なんとオーナーは朝は居らず、チェックアウトは無し、部屋の鍵を玄関の箱に入れて出発して行く。