はなバルーンblog

藤子不二雄や、好きな漫画・アニメの話がメイン(ネタバレもあるので要注意)

アニメの感想を書くと言う事

2007-02-18 13:19:13 | マンガ・アニメ
 全話ではなく第8話からだったが、「奏光のストレイン」で久しぶりにテレビアニメの感想を毎回書いて、やはり気に入った作品について語るのは楽しいものだと、あらためて思った。
 ネット上では、多くの人が同じ作品の感想を書いており、自分の感想を書き終わった後で他の人の感想を読むのも毎回の楽しみだった。ブログでは、トラックバックをたどる事ができるのも有り難い。


 当ブログで、一つの作品について毎回感想を書いたのは、今回の「奏光のストレイン」以前では、リニューアル版「ドラえもん」(2005年放映分)くらいしかない。
 気に入った作品について感想を書くのだから、その気になればいくらでも書く事はあるのだが、だからこそ書き始めるときりがなく、かなりの時間を費やしてしまう。そのため、なかなかブログで毎回取り上げるまでには至らない。アニメ感想系のブログでは、社会人でも複数作品の感想を毎日のように書かれている人を結構見かけるが、その情熱には敬服してしまう。
 だから、このブログで毎週感想を書くのは、それだけよほど私が気に入った作品なのだとお考えいただきたい。しかし、取り上げないから大して熱中していないという事はなく、何回も観返してDVDを買うほど好きな作品でも、時期的に感想を書いている余裕が無い場合は、特に触れておきたい回や、シリーズ全体として取り上げるにとどめている。

 結局、ブログでどう取り上げるかは、巡り合わせのタイミングも大きな要因だろう。今回の「奏光のストレイン」は、WOWOWノンスクランブル枠の放送であり、全国同時放送で他の人と一緒に盛り上がる事が出来たのもよかった。
 これが、もし地上波民放だったら、まず間違いなく地域ごとによって放映地域はバラバラになり、運悪く遅れて放送される地域だった場合は、ネット上でのネタバレ遭遇回避に気を付けなければならなかった。

 アニメに限らず、地上波民放の深夜帯は各テレビ局の独自編成となっているので、地域によって放映日時が異なるのは仕方がないが、一日や二日の遅れならともかく、あまりにも遅れてしまうと、気に入った作品であっても「今更感想を書いても、もう多くの人が同じような事を書いているだろうな」などと考えて、あえてブログで感想を書く気にはならない事もある。昨年の作品では「プレイボール2nd」や「Solty Rei」がそのパターンで、両作品とも最終回を迎えた後に、まとめの感想を書くに留まった。
 だから、私としては、放映地域が限定される上に、放映日時もバラバラの地上波深夜よりは、WOWOWノンスク枠やCS独占放送など地域差のない放映形態の方がありがたいのだが、現実としては明らかに地上波作品の方が大きく盛り上がる事が多い。わざわざ受信環境を備える必要が無い地上波の方が、多くの人にとって身近な存在なのだろう。私だって、地上波の方が何となく気軽に観られるように感じてしまう。

 しかし、とりあえず作品の「鮮度」で考えると、地上波なら出来れば最速放送から一週間以内には視聴したいものだ。現在私が観ている作品で、東海地方での放映状況からその条件に当てはまるものを挙げると、


・最速局と同日放送
「武装錬金」「コードギアス 反逆のルルーシュ」

・最速から三日以内の遅れ
「がくえんゆーとぴあ まなびストレート!」「ひまわりっ!!」「パンプキン・シザーズ」

・最速から四日~一週間以内の遅れ
「Saint October」「史上最強の弟子 ケンイチ」「すもももももも ~地上最強のヨメ~」


 このくらいまでが、許容範囲内だ。
 もちろん、もっと遅れていても、観たいと思う作品は観ているが、たとえば「DEATH NOTE」(2週遅れ)のように、番組最後の実写コーナー「D/N攻略マニュアル」で、頻繁に「この番組は関東地方で○月○日に放送されたものです」とテロップを出されると、「それならもっと早く放送しろよ」と思ってしまう。まあ、年末スペシャルの予告で「中京テレビでは1月9日に放送します」と出た時には、笑ってしまったが。


 最初は、アニメの感想を書く事についての話だったはずなのに、いつの間にか遅れ放送へのグチになってしまっていた。最近は朝・夕方~19時台の全国ネット作品よりも、深夜アニメを観る機会の方が多いので、余計に気になって、どうも遅れ放送をネタにする事が多くなってしまう。
 ただ、これまで遅れ放送は、ほぼ地方限定の問題だったが、現在は「コードギアス 反逆のルルーシュ」が関東より一日早く関西・東海・北海道地区で放送されているし、昨年放送された「ウィッチブレイド」は、TBSが最大でCBCから9日遅れた時期もあった。他にも、U局アニメで関東以外の地区が最速となる事例がいくつか出てきている。関東の人も「話題に乗り遅れる」気分が、少しはわかってきたのではないだろうか。
 今後も、懲りずに遅れ放送をネタにする可能性が大きいが、どうか「あったかい目」で見ていただきたい。