「はとちゃん、ほんかくじゅんび」

はとちゃんは、すのなかに、ちいさいはねや
かみきれを、はこびいれています。

たまごをうむための、ほんかくじゅんびです。

はとちゃんは、３ねんまえの、びょうきいらい
すうかい、たまごをうみました。

しかし、どれも、ちいさくて、へんけい
していました。

そうして、たまごをうむまえには、
たまごをつまらしてしまい、うごけなく
なるほど、たいへんでした。

いまは、へるにあですので、つまらせて
しんでしまうかもしれません。

「はとちゃん、だいじょうぶ？
たまごをうんだら、たいへんだよ」

たぶん、きぶんだけだと、おもっていますが、
しんぱいです。

はとちゃんは、わたしのしんぱいをよそに
かたにのってきて、うしろがみに
あたまをこすりつけて、あまえています。