はとちゃんの「夏休み返上」

猛暑の中
たまごをあたためる
はとちゃん

今回は
1個目　7月11日
2個目　7月13日　です。

8月3日まで、3週間
たまごをあたためます。

8月4日に巣離れをします。

夏場の、1番の息抜きは、水浴びです。
例年ですと、洗面器の水の中に
しばらく、つかっています。

人が温泉に、つかっているようで
目をつぶって、長時間つかっています。

夏場は、肩や首に、あたると
「あち、ち、ち」と思うほど
はとちゃんの、足は、あついです。

夏場対策として、体温を上げているためです。
それでも、やはり、あついのでしょう。

水に、つかって、からだを冷やしているようです。

しかし、今年は、たまごを
あたためています。

ゆっくり、水に、つかっている
ひまはありません、

数回、ばしゃ、ばしゃ、とやったあとに
わたしのテーブルにやってきて
ぶるぶると、羽の水を、きって
さっさと、巣に戻っていきます。

「がんばれ、がんばれ、はとちゃん。」
の、心境です。

猛暑の中、はとちゃんは、2個目の、たまごをうみました

２この、たまごを
あたためる
はとちゃん

7月11日に、1個目の、たまごをうみました。
7月13日に、2個目の、たまごをうみました。

このあついなか、はとちゃんは
巣に、こもりっきりです。

食事と、ときどきの、骨休め
以外、たまごをあたためています。

いつもの年は、この時期は
夏休みです。
そうして、9月に、たまごをうんでいました。

真夏に、たまごをあたためるのは
はじめてです。

昼間は、エアコンが、きいていますので
すずしいのですが、夜が熱帯夜です。

夕方から、翌日の朝までが、たいへんです。

窓をあけると、夜、雨が降ると
窓の下の、床が、びしょぬれに
なってしまいます。

天気予報を、よむのがむずかしいです。

突発的な雨は、夏とくゆうのもので
天気予報でも、予測はできません。

自分の感に頼るしかありません。

窓を開けた日の夜、大雨が降った日は
夜、きになって、ねむられなくなります。

ことしも、この季節がやってきました。

今年は、たまごをあたためながらですから
特別です。

「はとちゃん、あつさにまけず
がんばろう。」
はげます、毎日です。

「な、なんと、なんと、連続6回目の、たまごをうみました。」

このあついなか
たまごをあたためる
はとちゃん。

はとちゃんは、今日（7月11日）
今年6回目（通算28回目）
連続6回目の、たまごをうみました。

はとちゃんは、年間6回しか
たまごをうみません。
それなのに、今年は、すでに
6回目の、たまごをうんでしまいました。

ほんとうに、だいじょうぶなのでしょうか？

5回目は
1個目　6月8日
2個目　6月10日でした。

今回
1個目　7月11日でしたので
はやすぎることは、ありません。

しかし、連続6回が、問題です。

はとちゃんは、巣の中でないていました。
また、プラスリン（カルシウム剤）を
よくたべました。

「ひょっとしたら？」
と、思っていましたが
このあついなか、本当に
大変だと思います。

健康状態を、よく気おつけたいと
思っています。

このままでは、秋はどうなるのでしょうか？

まったく、未知数で、わかりません。

いままでは、連続4回が最高でしたから。

「はとちゃん、とにかく、
がんばりましょう。」

祈る思いでいます。

棚の上から、わたしを見下ろす、はとちゃん

予定どおり
巣離れをした
はとちゃん

はとちゃんは、7月2日に、よていどおり
巣離れをしました。

今年れんぞく5回目、ほんとうに
ごくろうさまでした。

巣離れをして、数日間は
わたしにあまえるように
はりつきます。

「あれっ、はとちゃんは、どこにいるのかな？」
と、目でさがすと、棚の上にいます。

「ここからは、よく見えるよ。」
と、いっているようです。

わたしを、見下ろしながら、
よく、寝ています。

起きている時に、じっと見ていると
「なに、なに、なに？」
と、いうようにして、
わたしの肩に、おりてきます。

しばらく、肩の上で、やすむと
また、棚の上に、とんでいきます。

わたしを見下ろしていると
気分が、おちつくようです。

「はとちゃん、こんどこそ、しばらく
やすもうね？」

わたしに、はりついたあと、
どのように、すごすかです。

巣の中で、なくことがないように
いのるばかりです。