はとちゃんクラブ

コンパニオンピジョンの会の会報誌

はとちゃんの思い出(59)「はとちゃんとたまご」その2

2020-01-29 07:38:33 | Weblog
はとちゃんは、私の肩に乗り
よく甘えます。

「ぐるっく、ぐるっく、ぐるっく」
小さな声でなきながら、私の後ろ髪に
もぐりこんで、頭をおしつけてきます。

耳の穴に、くちばしを入れて
甘えて気もします。

何度も何度も、繰り返してきたので
「はとちゃん、どうしたの?
あまえんぼうだな」
と、はとちゃんに呼びかけました。

1日に、何度も繰り返したのは、あとから
思えば、「たまご」の前兆だったのです。
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はとちゃんの思い出(58)「はとちゃんとたまご」その1

2020-01-22 07:39:14 | Weblog
はとちゃんが、玄関の靴箱の上で
たまごをうみました。
たまごは、転がって床に落ちて
割れてしまいました。

「えっ、なにがおきたの?」
はとちゃんは不思議そうに
きょとんとしていました。

そのあとに、たまごがわれたのを知って
悲しそうな顔をしました。

あわてて大急ぎで、靴箱の上に囲いをつけて
巣を作りました。

ここから、はとちゃんの「卵生活」
が、はじまりました。
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はとちゃんの思い出(57)「はとちゃんのアイコンタクト」その2

2020-01-15 07:39:50 | Weblog
はとちゃんは棚の上だけでなく
遠く離れた玄関の靴箱の上にある
巣からもアイコンタクトを送ってきます。

なんか、はとちゃんの視線を感じて
巣のほうを見ると、はとちゃんは
巣の囲いに立って、私を見ています。

しばらく見ていると、はとちゃんは
巣の中に入って、なきだします。

「早く来て,きて、来て」
と、私を呼んでいるのです。

しばらく無視していると、はとちゃんは
なくのをやめて、また巣の囲いに
立って、私を見ているのです。
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はとちゃんの思い出(56)「はとちゃんとのアイコンタクト」その1

2020-01-08 07:46:24 | Weblog
おとなになった、はとちゃんの、
お気に入りの場所は棚の上です。

そこからは、私をよく見下ろせる
からです。
寝ている以外は、私をじっと
見ています。

私が、はとちゃんを見上げると
目をそらせます。

それを繰り返すと
「なんで、なんで、なんで?」
と、はとちゃんは、すこし動揺します。

「いったい何なの?」
と確かめるように
私の肩の上に飛び降りてきます。

私の首筋を軽くつついた後に
また棚の上に戻っていきます。
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はとちゃんの思い出(55)お正月の思い出

2020-01-01 10:11:21 | Weblog
はとちゃんとの、お正月の思い出は
なんといっても、箱根駅伝です。

ずうっと動かずに、箱根駅伝を
見ていると、はとちゃんも
私のそばで、じいっとしています。

東の窓からは、強い日差しが
差し込みます。

はとちゃんは、私の肩の上で
一緒に箱根駅伝を見ています。
ほとんど寝ながらですけど。

あきてくると、いつの間にか
私の後ろの東の窓際で寝ています。

そこは、日差しで、暑いくらいに
なります。

私が箱根駅伝を見ている
あいだじゅう、はとちゃんは
窓際で寝ています。

本当に静かな、お正月でした。
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