「ごきげんな、はとちゃん」

はとちゃんの、波状攻撃に
すっかり降参してしまいました。

「はい、はい、はい、わかりました。」
パソコン操作をやめにして
はとちゃんと、遊ぶことにしました。

スリッパを使って、追いかけっをしました。

スリッパを、はとちゃんに向かって
進めていくと、はとちゃんは
「きゃっ、きゃっ、きゃっ、きゃっ」
いいながら、逃げ回りました。

そのうちに、はとちゃんは
気づきました。
「このスリッパは、こわくないな。」

そうすると、今度は、スリッパに
向かってきました。

「はとちゃんの、居座り」

はとちゃんの、パソコンへのこだわりは
パソコンの操作をやめて、
「私と遊んでほしい」というサインなのです。

マウスを操作する、手の甲への
くちばしによる攻撃もそうです。

はとちゃんは、時々フェイントを
かけてきます。

「もう、興味ありませんよ」
とばかり、少し離れて、狸寝入り
をするのです。

安心して、パソコンを操作すると
今度はなんとキーボードの
上に乗ってきました。

「あわわわわ」

「はとちゃんとの、おいかけっこ」

はとちゃんと、おいかけっこは
デスクとデスクにつながっている
テーブルの上でしょっちゅうしました。

はとちゃんが、パソコンを操作する
私の手の甲をくちばしでくわえるのです。

「いてててて」
そこで、私の手が反撃します。
二本指で、とことことこと
追いかけると、はとちゃんは
逃げていきます。

追いかけるのやめると
はとちゃんが、またやってきます。

「いてててて」
「今度こそ、やっつけるぞ。」
と，にほんゆびでまた追いかけます。

はとちゃんは、逃げながら
私の手をねらっている、いたずらな
目をしています。

「子供の頃の思い出、その２．マウスへのいたずら。」

はとちゃんは、しょっちゅう
デスクの上にいます。

私がマウスを操作すると
すぐにやってきて、じゃまをします。

私の手の甲をくちばしでつまむのです
「いてててて」
その痛いこと。

マウスから手を放すと
はとちゃんもやめます。

そうして、私がマウスを操作
するのを、じっと見ながら待っています。

私が始めると、すぐにやってきます。

「いてててて」この繰り返しです。
まったくはかどりません。

「とほほほ。」です。