「はとちゃんとたまごの人生」その４

はとちゃんは大変な人見知りです。
私以外の人がいると、肩をたたいても
降りてきません。

パソコンの先生にカメラマンを
やっていただいています

先生にやっと慣れて、私の肩の上に
降りてきました。
しかし、カメラには慣れていませんので
緊張してしまいました。

「はとちゃん、はとちゃん、はとちゃん」
何度か呼びかけると、やっとうちとけてきました。

写真を撮るたびに、
「はとちゃん、いいねいいねいいね」
と呼びかけると
なんと、はとちゃんは、のってきて
ポーズをとるようになりました。

「はとちゃんとたまごの人生」その３

はとちゃんは、棚の上から
私をじっと見ています。

私が肩をたたくまでは
「肩の上に降りて
だいじょうぶかしら？」
と、迷っているようです。

私が肩をたたくと、2回目で
肩に降りてきます。

肩に降りてからも、ひかえめで
わたしの頬を、つついたりは
しません。

「はとちゃん、はとちゃん、はとちゃん」
と、呼びかけると、すこし
うちとけてきました。

「はとちゃんとたまごの人生」その２

はとちゃんは、最初のころは
遠慮して私の肩に乗ってきませんでした。

しかし、棚の上から私を
じっと見ていました。

そこで
「はとちゃん、はとちゃん、はとちゃん」
と呼びながら、手で肩をたたきました。

何回目かに、なんと、はとちゃんが
肩の上に、乗ってきました。

しかし、とてもぎこちなく
私の頬をつついたり
「くうく、くうく、くうく」
ないたりはしませんでした。

「はとちゃんと、たまごの人生」

はとちゃんは、3歳半過ぎに、初めての
たまごをうみました。

9歳半過ぎに、大変な皮膚病になりました。
そうして12歳で天寿を全うしました。

私の大変な誤りで、はとちゃんを
皮膚病にさせてしまいました。

はとを室内で飼った場合は
10歳から12歳が寿命と言われています。

私の誤りがなければ、もっと長生きを
したかもしれません。
すくなくとも、闘病生活を
しなくてすんだのは、間違いありません。

どうしたあやまりかは、いづれ
お話させていただきます。

これから、はとちゃんとたまごの
お話をさせていただきます。

「はとちゃんの、お出迎え、その4」

背中を、しばらくなぜてあげると
はとちゃんは、うっとり寝てしまいます。

「もういいかな」
と、思い手を放すと
最初きょとんとしています。
すぐに
「どうして、どうして、どうして」
と、私を見つめます。

また背中をなぜてあげると
またいい気持ちそうに寝てしまいます。

毎朝、これをなんどもくりかえす
ことになります。