はとちゃんの思い出（１５）甘える、はとちゃん

はとちゃんは、私に、よく
甘えてきました。

肩の上に止まって、
「くるっく、くるっく、くるっく」
と、なきながら、私の後ろ髪に
もぐって、頭をこすりつけてくるのです。

これが、毎日のように、ありました。
たまごを、生む前には、これが
1日に、なんども繰り返されました。

「これは、たまたまかな？」
と、最初は思いましたが
同じように繰り返されたので
たまごと関係があるようでした。

いまでも、首筋に、その感触が
残っているようです。

はとちゃんの思い出（１４）たまご

確か、はとちゃんが2歳半ぐらいだったと思います。

ある日、マンションのドアーを開けると
靴箱の上に、たまごが生んでありました。

そばに、はとちゃんがいました。

「ええっ、はとちゃんがたまごを生むの？」
と、びっくりしてしまいました。

どうしていいかわからずにいると、
そのうちに、たまごが転がって
床に落ちて、割れてしまいました。

それを見て、すぐに靴箱の上に
囲いを作って、巣を作りました。

それから、はとちゃんは、たまごを
2か月に一度、生み続けることに
なりました。

はとちゃんの思い出（１３）はとちゃんの水浴び

はとちゃんは、水浴びが大好きでした。
週に1回は、水浴びをしていました。

洗面所で、洗面器の中で
「ばしゃ、ばしゃ、ばしゃ。」
と、思いっきり、羽をふるわせました。

洗面所の中は、水浸しです。

しばらくすると、おとなしくなりました。
はとちゃんは、洗面器の中で、目をつぶって
寝ているようでした。

人が温泉につかっているようでした。

そのあとが大変です。
はとちゃんは、必ずデスクの上に
やってきて、羽の水切りをするのです。

「あわわわわ」
ぱそこんをはじめ、デスクの上の
物が、水浸しになってしまいます。

「パソコンに、ちょっかいする、はとちゃん」

はとちゃんは、パソコンに
興味しんしんです。

私が、パソコンを操作するのを
見ていました。

そのうちに、キーボードに
乗ってきました。
「あわわわわ」
パソコンの画面が、めちゃくちゃ
に、なってしまいました。

パソコンに、詳しくない私は
どうしていいか、わからなくなります。

最悪なのは、ブログを書いているときです。
あと少しで、出来上がるときに
「はとちゃんが、キーボードに
乗ってしまいました。

私は、画面を修復することが
出来ませんので、最初から
やり直しました。

つぎから、ブログを書くときは
クリネックスの箱をもって
はとちゃんの「ちょっかい」を
防ぎながら、やることにしました。