はとちゃんの体内時計は、しっかりしています。
昼食タイムは、すっかり覚えました。
買い物に行く時間が、遅れると
デスクの上にきて
「ぱんをかいにいかないの?」
というように、私を見ます。
次に難解なのが、外出する時です。
「なんでこんな早い時間に出かけるの?」
「パンの時間は、お昼でしょ」
「ちょっと今日は用事があるの」
と、言っても、はとちゃんは納得しません。
どうしたらいいのか、困ってしまいました。
はとちゃんは、お昼ごはんに
パンを買いに行くことを覚えました。
「はとちゃん、パンを買いに行ってくるね」
というと、「大きいの一つ買ってきてね」
と言って、すなおに肩から降りました。
買ってきたら大変です。
テーブルの上で、そわそわ
ぱんの袋を開けるのが
待ち遠しいくてたまりません。
開けると、はとちゃんは
ぱくぱくぱくぱく、すごい勢いで
たべはじめました。
shita
コンビニから大きな総菜パンを
2個買ってきました。
はとちゃんは、私のパンを
反対から、ぱくぱく食べてしまいました。
身体に悪いので、総菜部分は取り除きました。
1個のパンの6割ぐらいをペロッと
食べてしまいました。
「ああ、おいしかった」
はとちゃんは、とても満足したように
そのあと、水を、がぶがぶ飲みました。
次回から、総菜パンを3個買うようにしました。
出かける時で、一番大変なのは
夕方マンションから自宅に帰るときです。
昼食時も最初は大変でした。
「どこにいくの?」
「おひるごはんに、行ってきます」
やっと、はとちゃんの了解を得ました。
外で食べていても落ち着かないので
コンビニで買ってくることにしました。
はとちゃんは、私の、おひるごはんに
興味津々です。
わたしがパンを食べていた時です
はとちゃんは、違うほうのはしを
くちばしでつついて食べてしまいました。
「わあ、おいしい」
はとちゃんの食欲がかきたてられました。