水浴びをする、はとちゃん

私の肩に乗って
あまえる
はとちゃん

はとちゃんの、みずのみは
小鳥用のちいさな、みずのみでした。
そこで、二つにしていました。

しかし、のみずらそうだったので
おおきな、みずのみを買ってきました。

しかし、はとちゃんは、洗面所から
私を呼びます。
私を呼ぶときは、みずあびをするときか
水を飲む時です。

洗面器に、水を入れてあげると
おいしそうに水を飲みました。

「おい、おい。」
「こんどの、みずのみは、高かった
んだぞ。ちゃんと、みずのみから
飲んでくれよ。」

なんだかな、という気分です。

また、はとちゃんが洗面所から呼ぶので
洗面器に水を入れてあげると
こんどは、水浴びでした。

気持ちよさそうに、ばしゃばしゃ
したあとに、水につかっています。

さむくないのか、冬でも週に1度
水浴びをします。

それでも、夏よりは時間が
短いようです。

戻ってきて、パソコンの上か
テーブルの上で、エアコンの
あたたかい、風に当たって
しばるく、やすんでいます。

このようなときの、はとちゃんは
天下泰平と、いうかんじです。

はとちゃんランを始めた、はとちゃん

私のかけごえに、あわせて
はとちゃんランをする
はとちゃん。

はとちゃんは、あいかわらず
私に甘えて、肩の上に乗って
やすんでいます。

マンションから出るときは
たいへんです。
私の肩に、ひっついて
はなれないのです。

私が外に行ってほしく
ないようです。

そこで、出入りの時に
はとちゃんランを再開しました。

巣のところで「はとちゃん
ほい、ほい、ほい。」
と、掛け声をかけてあげると
はとちゃんは、とても喜んで
巣のまわりを、かけまわります。

のどをふくらませて、大きな声で
なきながら、巣のまわりを
何周もします。

そして、そのあいだに、
流し台に、飛び移ったりします。
すぐに、また巣に
飛び戻ってきます。

この、せわしないこと、せわしないこと。
はとちゃんの目は、らんらんとしています。

こうしながら、私たちの
おだやかな日々が過ぎていきます。

おだやかな冬の日々

ときどき
巣の中で、ないている
はとちゃん。

外は寒いですが、日が差していると
部屋の中は、あたたかです。

すっかり、はとちゃんは
私に、あまえて、肩に乗っています。
ときおり、頭を、後ろ髪に
おしつけてきます。

これが、繰り返されるようになると
たまごを，産むときが、近づいてきます。
まだ、ときたまのような感じです。

ふと気付いたのですが、はとちゃんの
からだが、ふっくらと見えました。

以前テレビで見たのですが
おなじ鳥が、夏と冬では
からだつきが違いました。

冬は羽の間に空気を入れて
ふっくらとしていました。
こうして、冬の間の寒さ対策
を、しているようです。

はとちゃんも、ちょうど
これだと思いました。

はとちゃんは、私にあまえているものですから
マンションから、帰る時が大変です。

私から、はなれようとしないのです。
ときどき、腰痛をみてもらいに
医者に行っています。

そこで、帰る時は
「はとちゃん、これから、医者の
ところにいくからね。」
と、言って帰ることにしています。

なっとくは、いってないようですが
くりかえすと
「しょうがないな。」
と、ばかりに、肩からおりてくれます。

新年を迎えて

巣離れをして
私に甘える
はとちゃん

先月の30日に、はとちゃんは
巣離れをしました。

2個目の、たまごから3週間
たってからです。

いつものことながら、この体内時計の
正確さには感心します。

それからは、私に甘えて、よく
私の肩に乗って、すごしています。

乗ってないときでも、後ろの
窓枠で、やすんでいます。
私の近くに、いたいようです。

はとちゃんが、巣の中で
ないているのをみて、あせって
2個の、たまごを、巣から
とりだしました。

以前、そのままにしていたら
いつのまにか、たまごが4個に
なってしまいました。

さすがに、4個の、たまごは
あたためることはできません。

まるで、たまごの上で
はとちゃんが、浮いているようでした。

今回は、半年後ではなく
はやくなりそうです。