ナーバスになる、はとちゃん

心配になって
私のところに
くる、はとちゃん。

はとちゃんは、とても顔見知りで
他の人をとても警戒します。
ましてや、今は、たまごを
あたためていますので、格別です。

こういう事もあり、めったに
他の人は来ません。

しかし、たまたま、習っている
パソコンの先生が来ました。

最初は、警戒しながら
たまごをあたためていたのですが
すぐに、私たちのところに
飛んできました。

「この人は誰なの。」
と、聞いてきているようで
いつもとちがって、ばたばた
しています。

それでも、たまごがありますので
巣に帰らなくては、なりません。

そうして、たまごをあたためていても
落ち着きません。

「ねえ、いつまでいるの。」
と、聞いてきます。

この動作を、繰り返しましたので
「わかった、わかった。」
と、はとちゃんにいいました。

しかし、いつまでも落ち着きませんので
たまごのことも考えて
早く切り上げることにしました。

ふだんなら、はとちゃんが
ばたばたしていても
「またちょっかいをだしている。」
と、考えられるのですが
たまごをあたためているときは
無理なようです。

今後は、考えていきたいと
思いました。

たまごをまもる、はとちゃん

一生懸命
巣を守る
はとちゃん。

はとちゃんの
たまごをまもる
やり方は２つあります。

ドアのかぎを、開ける音で
はとちゃんは、気づきます。

一つ目のやり方は、
たまごをしっかり抱いて
壁際に身を寄せることです。

2つ目のやり方は
巣を離れて、私の関心を
たまごから離すことです。
私が巣のところから
離れると、はとちゃんは
すぐに、たまごのところに
戻ります。

部屋に入ってくるのが
誰なのか警戒しているようです。

食事時以外は、ほとんど
たまごをあたためています。

食事を終えて、巣に戻る前に
私の肩に乗ってきます。

肩に乗ってから、ほほを
かるくつつきます。
「一生懸命あたためていますよ。」
と言っているようでもあり
「たまには、あたためてくれますか。」
といってもいるようです。

たまごが冷えてしまいますので
長時間、巣を離れることができません。

それでも、足がくたびれてしまうのか
骨休みに、ちょくちょく棚の上まで
とんできます。

まだ10日ほどあります。
「がんばれ、がんばれ
はとちゃん。」
の心境です。

今年初めて、たまごを産んだ、はとちゃん

たまごを
見守る
はとちゃん。

2月6日に1個目2月8日に2個目の
たまごを、はとちゃんが生みました。

今年初めて（12回目）のたまごです。
昨年が2月4日でしたので
1年かけて、1周したようです。

はとちゃんは、すっかり母の
様子です。

それまでは、私の肩に乗って
来た時も、「くっく、くっく。」
なきながら、後ろ髪にもぐりこんで
頭をこすりつけてきました。

いまは、肩に乗って来ても
なくこともなく、私のほほを
軽くつつくだけです。

「さあ、これからがんばりますよ。」
と、云っているようです。

はとちゃんは、すぐに巣に戻って
たまごをあたためます。

玄関の靴箱の上に、巣がありますので
気を使って、出入りは
そっとしています。

どんなことがあっても、たまごを
守り抜くぞ、というような
気合いです。

「さあ、はとちゃん、3週間
がんばって。」
精一杯、助けていこうと
思っています。

私を巣から呼ぶ、はとちゃん

巣から
私を呼んでいる
はとちゃん。

はとちゃんは、ますます
熱くなっています。

巣の中で、うづくまって
「くっく、くっく。」
泣くことが増えました。

はとちゃんは、これに
とどまりません。

巣の前のほう出てきて
「こっちに来て。」
と、私を呼ぶのです。

私が巣の所に行くと
巣の中に戻り、うづくまります。

そうして、さしのべる
私の手に身体をくっつけてきます。

わたしが、指先で、はとちゃんの
首周りを、さすってあげると
はとちゃんは、大喜びです。

小さな声で「もっと、もっと。」
といっているように、目を半分
つぶってしまいます。

本当に気持ち良さそうで
サウナでマッサージを
うけている、私のようです。

これが、巣の中にとどまりません。
棚の上に飛んで来ても
おなじように、待っている時もあります、

このような状態が、つづくと
もう、そろそろかな、と思っています。