「はとちゃんの大ピンチ」

３日前の２７日（日曜日）の
昼前頃から、急に、はとちゃんが
動かなくなりました。

えさを食べに来ても、エサ入れの前で
目をつぶって、じっと動かなくなりました。

しばらくして、よたよたと、歩いて
水のみの、前で、目をつぶって
動かなくなります。

このような、状態が続きましたので
心配になり、先生に電話をしました。

「鳥は、ぐわいが悪くなると
急に元気がなくなります。
そのような状態が続くようなら
連れてきてください。」
といわれました。

病院まで、車で１時間かかります。
「いま移動するのは、大変そうなので
もう少し様子をみよう。」
と思いました。

夕方ごろ、少しづつ、元気になってきました。
でも、私が、マンションから帰るときも
テーブルの上で、しんどそうに
寝そべったままでした。
いつもなら、飛んできて、お見送りを
してくれるのですが。

心配しながら、２８日（月曜日）の朝
マンションにきたら、はとちゃんは、
すっかり元気になっていました。

そうして、たまごを生んでいるのを
発見しました。

「たまごの生み方が、不規則に
なっているにで、つまってしまった
のかもしれません。
鳥は、１日で、たまごをうみますので
１日たって、状態が、かわらない時は
つれてきてください。
其の時には、陣痛の注射をうちます。
原因がわかってよかったですね。」

本当に、ほっとしました。

「翼の下は、羽の、さや、がいっぱい。」

「羽が、いっぱいはえていますね。
でも、この翼の下の部分は
さやが、いっぱいで、まだ
羽が、はえそろっては、いません。
もう少し、様子をみていきましょうか？
カラーを、いつはずしましょうか？」
と、先生に聞かれましたので

「今日で６週間になります。
今週、来週、と、羽が生えてくるのを
待って、とりはずしてはどうか
と、思います。」
と答えました。

「そうですね、来週、見てみて
判断していきましょう。」
と、診断がありました。

完治して、カラーを取り外せるのは
時間の問題のようです。

その先、また、はとちゃんが
くちばしでつついて、再発するか
どうかは、なんとも分かりません。

「はとちゃん、なんとか
頼むよ。」
おおげさではありますが
神に頼む心境です。

「すっかり、羽が生えました」

５週間目の診断がありました。

「すっかり、羽が生えてきましたね。
さや（羽の元）も、たくさん生えています。
いま、羽の生え変わり時期のようです。
それもあって、たくさん羽が生えています。」

「このさやが、羽になるまで、待ちましょう。」
「また、くりかえしたら、どうしましょうか？」
と、先生が、言いましたので

「そのときは、また治療してください。」
と、お願いしましたら
先生は、笑っていました。

あと、１，２週間ぐらいだと思います。

まずは、今回の完治が見えましたので
うれしいかぎりです。

はとちゃんは、カラーを、いやがって
しきりに、足の爪で、ひっかくのですが

「はとちゃん、もう少しなので
がまんして、がんばろう。」
と、はげましました。

「ずいぶん、羽が生えてきました」

先生から、４週間目の
診断がありました。

「ずいぶん、羽が生えてきましたね。
この部分は、これから羽になっていきます。
いいほうと比べても、変わらなくなって
きています。」

確かに、この１週間で、すごく
羽が生えてきたのがわかります。

また羽が生えてくる元になる
細い筒のようなものが
たくさん生えているのがわかります。

「また、くりかえさないといいのですが。」
と、先生にいいますと

「そうですね。いつカラーを
はずすかが問題ですね。」
と、答えてくれました。

とても、いい結果で、うれしい限りです。

私の感じでは、過去から見て
あと２週間ぐらいではないかと
思いました。

「はとちゃん、もうすこしだね。
がんばろう。」
と、はげましました。

「３週間目の診断」

「かさぶたがとれましたね。
皮膚もきれいになっています。
まだ、羽がはえていない、部分が
おおきいです。」

「でも、ここに、すこし
はえかけている、部分があります。
ここから、羽がはえてきます。」

せんせいが、健康な反対の翼の
下を見せて、比較してくれました。

確かに、羽のはえていない部分が
２倍ぐらい、ありました。

「体重も増えていますし、
もう少し、様子をみていきましょう。」

やっぱり、まだ２，３週間は
かかりそうです。
でも、とても元気ですし
順調に回復しているようで、
あんしんしました。