１０日目での完全巣離れ

巣を離れ
くつろぐ
はとちゃん。

なんと、今回は１０日目で
完全に巣離れしてしまいました。

それからは、１度たりとも
巣に入りません。

「これは、どうした
ことでしょう。」

３回の経験で、卵がだめな場合が、
早くわかるようになったの
でしょうか。

とても不思議です。
前回までは、きっちり３週間
あたためていたのですから。

３回目あたりで、何かおかいしい
と、はとちゃんなりに
感じたものがあったのかも
しれません。

はとちゃんの本能が
卵のわずかな動きを
とらえているのかも
しれません。

そういう事からすると
なんにも動きのない
卵のほうが、おかしかった
のかもしれません。

はとちゃんの母としての
本能に感心するばかりです。

そうすると、これからは
卵を産むこと自体に
はとちゃんは、疑問を
もつかも知れません。

これからも、はとちゃんの
ことを、あたたかく、かつ
細心の注意をもって見守って
いきたいと思います。

４度目のゆとり

巣から
出歩く
はとちゃん。

今回はこれまでの３回とは
様子が違います。

前回までは、はとちゃんは
気の毒なぐらい、巣に
こもりっきりで卵を
あたためていました。

巣を離れるときは、食事を
する時ぐらいでした。
それもごく短時間で、食事を
終えて、そそくさと
巣にもどりました。

でも、今回そうしていたのは
最初の５日ぐらいでした。

その後は、ひんぱんに
巣を離れるようになりました。

前回までは３週間、巣に
こもりっきりだったので
はとちゃんは、本当に
やせてしまいました。

だから、今回のはとちゃんは
不思議な気がします。

容量が良くなったのか
あきらめが早くなったのか
いまのところ見当が
つきません。

どちらにしても
はとちゃんにとっては
いいことかもしれません。

即断はきんもつですので
もう少し様子を見ていきたい
と思います。

４度目の卵

卵を
守る、はとちゃん

ついに、はとちゃんが４度目の
卵を産みました。

今回は、少し時間が、かかりましたが
無事に２こ生みました。

今は、はとちゃんは、卵を守るため
とてもナーバスになっています。

私に対しても、とても警戒を
しています。
巣のまわりをそうじしていると
くちばしでやめさせようとします。

卵が心配なのだと思います。

そうして、掃除が終わると
私の体の周りを、はちどりのように
飛び回りました。

はとちゃんのように、大きい体で
止まっているように飛ぶのは
大変なことだと思います。

これは、初めてのことです。
「もう、気を付けてくださいよ。」
と、云っているようです。

はとちゃんにとっては、３度目の
正直より４度目なのかもしれません。

私も、はとちゃんと一緒に
４度目を楽しみたいと思っています。

はとちゃんの準備

次はなにしようか
と、考えている
はとちゃん。

はとちゃんは、次の卵を
生む準備をはじめたようです。

巣の中で、うずくまってないたり
私の後ろ髪にもぐってないたり
することが準備のサインです。

しかし今回は時間がだいぶ
かかっているようです。

やはり、前の卵の効果が
出ているのかもしれません。
（前の卵を巣の中にずっと
おいていたことです。）

前回卵を産んでからだいぶ
時間がたちますし、準備に
入ってからもずいぶん
時間がたっています。

全体的に少しスローモー
になったようです。

２年前の今頃、はとちゃんは
生まれました。
そして１２月の中頃
最初の巣立ちの時に
カラスに襲われました。

その頃の、はとちゃんは
小さくて、はと特有の
色がまだ胸周りに
ありませんでした。
いろいろなことを思い出します。

ゆっくりはしていますが
おそらく、近いうちに
はとちゃんは、卵を
生むと思います。

本来なら、自分と同じような
ひなをということになるのでしょうが。

でも、はとちゃんと同じように
私も、また卵が産まれることを
とても楽しみにしています。