はとちゃんは、年を重ねるに
したがって、棚の上や、玄関の
靴箱の上にある巣のところで
休む時間が増えてきました。
それまでは、私の肩の上から
離れようとしませんでした。
昼間の買い物のような
短時間なら問題はないのですが。
やることがあって、長時間出かけた後は
大変です。
玄関の巣の上で、何時間も
待っていたのでしょう。
「ぐるっく、ぐるっく、ぐるっく」
巣の中を、おおごえでなきながら
飛び跳ねるように、歩き回ります。
はとちゃんが、棚の上から
肩の上に飛び降りてきました。
はとちゃんは、棚の上から
いつも私を見降ろしていますので
これが出来たのだと思います。
はとちゃんが、玄関の靴箱の上に
いたので
「靴箱の上から、では、むずかしい
だろうな?」
と、思いながら
「はとちゃん、おいでおいで、おいで」
と、呼びかけながら、肩をたたきました。
なんと、はとちゃんは私の肩の上に
飛んできました。
「これはすごいな」
私は本当にびっくりしてしまいました。
はとちゃんは、私の肩の上に
いるか、私を見降ろすことができる
棚の上か、玄関の靴箱の上にいます。
棚の上にいる、はとちゃんに
肩をたたきながら
「ここにおいで、ここにおいで」
と、呼びかけました。
最初は
「なになになに?」
と、みていましたが
3回目ぐらいに、肩に降りてきました。
「へえー、こんなことができるんだ?」
はとちゃんと私のきずなの
深さに、我ながら驚きました。
はとちゃんは、キーボードから
やっと、降りてきました。
「はとちゃん、降りてきたの
いい子いい子」
「なあんだ、なんでもなかったの?」
はとちゃんは、私のフェイントに
かかってしまいました。
でも、パソコン素人の、私には
ここから画面を修復することが
大変でした。
パソコンの先生に、電話で教わりながら
やっと修復することができました。