「はとちゃんの日常生活」その４

はとちゃんの、1日の、はじまりは
朝の熱烈歓迎から始まります。

靴箱の上にある巣のふちにとまって
私が来るのを待っているのです。

マンションのドアーを開けると
はとちゃんは、巣の中を
「ぐるっく、ぐるっく、ぐるっく」
大きな声でなきながら
巣の中をかけまわります。

「はとちゃん、おはよう」
と、声をかけながら
手のひらを、頭の上にかざすと
はとちゃんは、頭をごんごん
と、ぶつけてきます。

「すごごん」の連発です。

「はとちゃんの日常生活」その３

はとちゃんは、棚の上から
私を見降ろしています。

私が、こっくり、こっくり
していると、はとちゃんは
すぐに気づきます。

しばらくすると、肩の上に
おりてきて、わたしの頬を
くちばしで軽くつつきながら
起こしてくれます。

もっと頭をたれてねていると
デスクの上で、頬をつつきます。

やっと目が覚めて、目を開けると
目の前に、はとちゃんがいて
びっくりしてしまいます。

「はとちゃんの日常生活」その２

はとちゃんは、棚の上から
私を見降ろしています。

はとちゃんを見上げると
「なに、なに、なに？」
と反応します。

なんども見上げると、はとちゃんは
私の肩の上に降りてきます。

しばらくすると、棚の上に
戻っていきます。

はとちゃんを、刺激しないように
横目で様子を見ています。

はとちゃんは、いつの間にか
頭を垂れて寝ていました。

「はとちゃんの日常生活」その１

はとちゃんの日常生活が戻ってきました。

朝のお出迎えは、大のお気に入りの
靴箱の上にある、巣のふちに、とまってです。

私と確認できると、はとちゃんは
巣の中に入り、「ぐるっく、ぐるっく、ぐるっく」
大声で、はしゃぎまわります。

わたしが何もしないで、見ていると
わたしに「すごごん」を、せまります。

「わかった、わかった、わかった」
と、いいながら、頭に、手に平を
つけると、もう大変です。

頭を手のひらに、ぶつけてきます。
「すごごん」の連発です。