はとちゃんクラブ

コンパニオンピジョンの会の会報誌

「はとちゃんの、お出迎え」その6

2022-07-26 07:59:27 | Weblog
はとちゃんは
「くうく、くうく、くうく」なきながら
寝てしまいました。

「寝ちゃったので、もういいかな」
と、思って、手を背中から、放すと
はとちゃんは、目を開いて私を見ます。

「はとちゃん、もっとなのね」
また背中を、さすってあげると
「くうく、くうく、くうく」
なきながら、寝てしまいます。

これが、なんどもくりかえされます。
「やれ、やれ、やれ」です。


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「はとちゃんの、お出迎え」その5

2022-07-19 11:57:56 | Weblog
はとちゃんは、大きな声でなきながら
「すごごん」を連発しています。

「はとちゃん、わかった、わかった
わかった」
根負けして、はとちゃんの背中を
なぜてあげます。

はとちゃんは、小さな声で
「くうく、くうく、くうく」
なきながら、全身をひらぺったく
してしまいます。

よほど気持ちいいのか
しばらくすると、はとちゃんは
寝てしまいました。
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「はとちゃんの、お出迎え」その4

2022-07-12 07:45:35 | Weblog
はとちゃんは、巣の中を
「ぐるっく、ぐるっく、ぐるっく」
大きな声でなきながら
かけまわります。

手のひらを、頭の上にがざすと
頭をごんごんとぶつけてきます。
「すごごん」の連発です。

いつまでも「すごごん」を続けます。
はとちゃんには、次のねらいがあるのです。

それは、わたしに背中をなぜてほしいのです。

ですから、なぜてあげると、小さな声で
「くうく、くうく、くうく」
なきながら、からだをひらぺったくしてしまいます。
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「はとちゃんの、お出迎え」その3

2022-07-05 07:27:26 | Weblog
はとちゃんは、私の姿を見て
お喜びです。

奥の部屋の棚の上と
玄関の靴箱の上にある巣を
なんども往復します。
その翼音の、大きいこと、大きいこと。

「はとちゃんは、外を飛びたいだろうな」
とも思います。

しかし、片方の脇の下の筋肉を
やられているので、翼が
完全ではありません。

はとの先生から
「外に放したら、また襲われてしまいます。」
と、いわれています。

なによりも、一度はなしたとき
すぐに私のもとに、帰ってきた
はとちゃんですから、外は無理です。
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