ついに「水浴び」を再開

猛暑が続いています。

はとちゃんは、「水浴び」がしたくて
がまんができなくなりました。

洗面所の、ふちにとまって、てこでも
動きません。何度見に行っても、
「きょうこそ」と、言う感じで
とまっています。

「わかった、わかった、わかった。」
ついに、根負けしてしまいました。

何年ぶりでしょうか、3年は、たっているとおもいます。

洗面器に、ためられた、水に
「どぼーん」と、飛び込みました。

「ばしゃ、ばしゃ、ばしゃ」
すごい勢いで、翼をふるわせました。

そのあとは、しばらくつかっていました。

水から出た後、翼の水をきったあとは
しばらく、ほうしん状態でした。

よほど、気持ちよかったのでしょう。

そのあと、特に、目立って
からだをつつくこともなかったので
「水浴び」は、成功だったようです。

はとちゃんと「ぱんくい競争」

普段は昼食を外で食べています。

その日は、野球の試合を見たくて
昼食用にパンをかってきました。

私がパンを食べ始めると
はとちゃんが、すっとんできました。

私の食べる、反対方向のパンを
ものすごい勢いで、つついて
食べ始めました。

「はとちゃん、わかった、わかった、わかった。」

はとちゃんは、以前に食べた、パンの
おいしさを、覚えていたのです。

はとちゃんに、反対方向のパンを
大きくちぎって、あげることにしました。

食べ方が、すごいので、私のほうは
落ち着いて食べられなくなりました。

「はとちゃん、そんなに
おいしいのなら、たまにかってくるよ。」

やれ、やれ、たいへんな昼食になりました。

小さく丸い「寝姿」

真夏なのに、天気が悪く
涼しい日が続きます。

はとちゃんは、私の隣の椅子の背に
のって、目をつぶって寝ています。

翼は、たれていて、まるくなっています。

「なんか、小さくなったなあ。」
まんまるくなっているので、
そのように見えます。

おばあちゃんが、少し背が丸くなって
小さく見えるのと同じようです。

寝ている時間も、増えているような
気がします。

「１１月になったら、１１歳になるので
これが自然な姿なのかもしれません」

「翼ぼし」を、する、はとちゃん

はとちゃんは、時々、
「翼ぼし」をします。

天気が良く、強い日差しが、
部屋に、差し込んでくる日です。

夏が、「翼ぼし」には、格好の日です。

窓越しの、強い日差しですが
エアコンが、きいていて、
とても気持ちよさそうです。

はとちゃんは、目いっぱい、翼を
広げています。

気持ちがいいのか、目をつぶっています。

もともとは、虫干しの、ためでもあるようです。

はとちゃんは、虫を退治していますので
まあ、気分転換に役立っているようです。

「モップ」を、こわがる、はとちゃん

週に1回、モップで、ふき掃除を
しています。

はとちゃんは、このモップを
こわがります。

モップが、近づいてくると
飛んで逃げてしまいます。

それからは、掃除が終わるまで、
とうまきにして、見ています。

私の肩に止まることもしません。

モップは、大きいので、こわいのでしょう。

このぶん、掃除が終わると
私の肩に乗って、あまえてきます。