水浴び

「はとは、水浴びが好きなので時々させてください。」
このように先生から言われていました。
実際、はとちゃんも水浴びが大好きでした。

水浴びの場所は洗面所です。そこに洗面器を置いてさせています。
ばしゃばしゃ水浴びをした後に目をつぶってしばらく
水の中につかっています。まるで人が温泉の湯船につかっているようです。
本当に気持ち良さそうです。

ある時はとちゃんは私を洗面所まで案内していきました。
そうして、洗面所の中に入って「ここに水があったでしょ。」
という動作を繰り返しました。
これは偶然かなと思っていましたら、それ以降も繰り返しました。
本当にペットというものは日常生活においては
人と同じぐらいに頭が回るんですね。感心します。

回数は一週間に一回くらいです。
真夏は二回くらいだったように思います。
真夏になると体温が上がるのか私の首筋に当たる
はとちゃんの足は熱いくらいです。
そのせいでほかの季節よりも水浴びをしたがるのかもしれません。

夏に水浴びをするのは分かりますが
ちょっと今日は寒いんじゃないの、
という日でも気持ち良さそうにしています。
ここらあたりは平熱動物である私には理解しがたいところです。

本当に意思の疎通はびっくりするぐらいはかれるものなのですね。
お互い歩み寄ってひとつの世界を生きてみたい気にもなります。

ねこのみゅうちゃん

今日は、はとちゃんの現役ペットの先輩である、ねこのみゅうちゃん
についてお話させていただきます。
３年前ねこのかまちゃんが死にました。
半年ぐらいたって先生からお話があって
ねこのみゅうちゃんを引き取ることになりました。

みゅうちゃんはのらねこの子供として３人兄弟で生まれました。
そのうち、お母さんが車にはねられ大怪我をしてしまいました。
大怪我をしたお母さんと一緒に３匹の子供たちも
先生のところに持ち込まれました。
優しい先生のおおかげで３匹とも里親に引き取られました。

生後一ヶ月のみゅうちゃんを見ておどろきました。
体重５００グラムで手のひらに乗り本当に小さくて
動くぬいぐるみのようでした。

しかしすぐに、みゅうちゃんに問題が発生しました。
それはまだ親離れが出来ていないことから来るもので
とにかく私たちの手や足をかんだりひっかくのです。
それは半端ではありませんでした。

まだ小さすぎて危険なのでつめを切ることも出来ません。
最後には一番ねこ好きの娘が怒ってしまいました。
「もう、みゅうを先生のところに返品する。」
さあ、みゅうちゃんの一大危機です。

先生にそのことをお伝えすると
「うちは返品を受け付けておりません。」
と先生がおっしゃりました。
その言葉で、みゅうちゃんは一大危機を乗り切ることが出来ました。

一ヶ月すると少し収まり、二ヶ月をするとだいぶ収まりました。
そのうちつめも切ることが出来るようになり、
娘からお許しが出て、みゅうちゃんは我が家の
二代目ペットを襲名することになりました。

わが家のペット

わが家のペットは
初代ペットは　　　　ねこのかまちゃん（３年前死去　享年１６才）
二代目ペットは　　　ねこのみゅうちゃん（２才７ヶ月）
三代目ペットは　　　はとのはとちゃん（１０ヶ月）　　です。

何といっても、はとちゃんは私があと５秒か１０秒遅れて
通りかかっていたら死んでいたと思います。危機一髪でした。
ねこのかまちゃんも、みゅうちゃんも危機的な状況から
わが家のペットになりました。

今日はかまちゃんのことを書いてみます。
かまちゃんは１９年前岡山のわが家に現れました。
とても小さくてかわいくて２才ぐらいの中猫に見えました。
わが家のねこになってから、先生に診てもらったら
３才から５才ということでした。若く見えて幸いだったように思います。

おとなしくて、けんかをするとやっつけられて
けがをしてしまうねこでした。
しかし、ただ一度だけ真昼の決闘に勝ったことがありました。
かまちゃんが来る少し前に他のねこが来て妻が餌をあげていました。
それをかまちゃんは、離れていたところから見ていたそうです。

ある時２匹のねこでおおげんかをしたそうです。
いままで見たことのないほど激しいものだったそうです。
それ以降かまちゃんがうちの餌を食べるようになりました。
とても人になれていてどこかで飼われていた様に思います。
何らかの事情でのらねこになってしまったんでしょう。
首の上辺りの毛が抜けていましたのでそろそろ
体力の限界が近づいていたのかもしれません。

自らの生存をかけた一世一代のけんかだったのかもしれません。

やじうまさん

パソコンのネットワークの故障により遅れてしまい申し訳ございませんでした。
来週からいつもの様に、水曜日にいたしますのでよろしくお願いいたします。

はとちゃんは私のやる事に何でも興味を持って、やじうまよろしく
寄って来ます。これは種類問わず子供の特性かもしれません。
子猫もそうでしたから。

掃除をする時が大変です。掃除機の吸い込み口を追いかけます。
足の指が吸い込まれそうになってひやひやします。
腰をかがめて手ではとちゃんを払いながら少しづつ掃除をしています。
掃除が終わると腰が疲れてため息が出ます。

電子辞書を使うのもひと苦労します。
辞書を引いてノートに意味を書き込む前にくちばしで
他のキーをつつかれて消されてしまいます。

パソコンも大好きです。キーボードの上を歩き回ります。
先日は英字の大文字にロックされてしまい大変困りました。
私はパソコンの初心者なのでブログの小文字のアイディー
を入れることが出来なくなりまた。
先生に聞いてやっとロックを解消することが出来ました。

これらも子供ゆえのことだと思います。
好奇心を傷つけるわけにはいきませんので
出来るだけ許容していきたいと思っています。
はとちゃんの成長を楽しみにこれからも
仲良くやっていきたいと思っています。

お昼寝

人と犬やねことは、起きてる時間と寝てる時間が
反対ぐらいといわれています。実際飼ってみて
その通りだと感じました。
以前岡山に住んでいたとき、かまちゃんと云うねこを飼っていました。
かまちゃんがまだ家ねこになる前の時です。
夜には家の外に出していました。朝一番早く起きるのが私です。
その音を聞きつけて、かまちゃんが外で鳴きます。
私が玄関のドアを開けると、かまちゃんはすっ飛んで
中に入りソファの上で丸くなり寝ました。
その姿はまるで徹夜明けのようでした。
夜、外に居たら寝れなくて大変なんだなあ。
その様なことが続き、かまちゃんのことがかわいそうになり
夜も入れることになりました。

はとちゃんも昼寝を良くします。
昼寝をする場所は、流しの中の洗面器か、流しの脇の
ガス台を置く場所です。どちらも生活として使って
いませんので、このようになっています。

周りを囲われている状態なので、はとちゃんは
安心しきって昼寝をします。
時をり何かの音に反応して、起きて首を高く上げます。
その時はしばらく、きょとんとした感じになります。
人がぐっすり昼寝をして、起きた後のような感じです。

外に居たらこのように昼寝をする事は出来ないだろうな。
また夜も緊張感を持って過ごしているんだろうなあ。
生きることは大変なことなんだなあ、とつくづく思います。

はとちゃんの生活はまだ始まったばかり。
後から、いい生活だったなあ、と思えるものに
して行かなければなりません。