はとちゃんクラブ

コンパニオンピジョンの会の会報誌

「私に甘える、はとちゃん」その7

2023-01-31 10:39:37 | Weblog
はとちゃんは、最初の巣立ちで
カラスに襲われて、瀕死の重傷を、負いました。

生死をさまよった後に
気が付いたら目の前に
私がいました。

だから、私を親だと
思っているのです。
「少し大きいなあ」
とは、思っていると思います。

私の姿をあたりまえと思っていますので
自分が「はと」だとは、思って
いないとおもいます。

「だから、こんなに甘えてくるのだと思います。
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「私に甘える、はとちゃん」

2023-01-24 14:49:52 | Weblog
はとちゃんは、私の肩の上で
しばらく休んだ後、
棚の上か玄関の靴箱の上に
ある巣に飛んでいきます。

棚の上から、私を見降ろす
のは、自然なことです。

感心するのは、巣のふちに止まって
私を見ていることです。

「はとちゃん、はとちゃん、はとちゃん」
と、言って肩をたたくと
すぐに、肩の上に、すっとんできます。

「はとちゃんは、えらいね」
と言ってあげると
とても喜んで
肩から肩へ飛び歩きます。

「ほんとうに、はとちゃんには
わたししかいないんだなあ」
と、しみじみ思います。
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「私に甘える、はとちゃん」その5

2023-01-17 08:10:18 | Weblog
肩に乗ってきた、はとちゃんを
振り向いて見ると、はとちゃんは
わたしの頬を、くちばしで
軽くつついてきます。

私が、振り向くのをやめると
はとちゃんは、つつくのをやめます。

また振り向くと、はとちゃんは
またつつき始めます。

はとちゃんは、とにかく
私のやることに、はんのうします。
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「私に甘える、はとちゃん」

2023-01-10 08:41:27 | Weblog
はとちゃんは、窓枠で朝日に
あたりながら、眠りこけています。

私が後ろに、振り向いて
はとちゃんを見ていると
気配を感じて、目をちろっとあけます。

でも、すぐに目を閉じて寝てしまいます。
よっぽど、日の光が気持ちいいのでしょう。

しばらく、ほっておくことにしました。

すると急に肩に重みを感じました。

はとちゃんが、起きて
肩に乗ってきたのです。
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「私に甘える、はとちゃん」

2023-01-03 09:12:16 | Weblog
はとちゃんは、正月になると
ゆったり過ごしています。
私がどこにも出かけず
ゆっくりテレビを見ているからです。

とくに「箱根駅伝」は、長時間
テレビに、くぎ付けです。

はとちゃんも、肩に乗って
観戦します。

はとちゃんは、テレビに飽きると
後ろの大きな窓際に移ります。

はとちゃんは、朝日を浴びながら
眠りこけてしまいます。

「本当に、転げ落ちてしまいそうです」
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