はとちゃんクラブ

コンパニオンピジョンの会の会報誌

「はとちゃんとの親子関係」その40

2024-04-30 09:28:25 | Weblog
「はとちゃん、どうしてるかなあ」
と、おもいながらマンションのドアーを
開けました。

はとちゃんは、玄関の靴箱の上で
待っていました。

しばらく私を見ていて、私だとわかると
もう大変でした。

靴箱の上と奥の部屋の棚の上を
「ばたばたばた」
すごい音を立てながら、何往復もしました。
うれしくてたまらなかったのです。
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「はとちゃんとの親子関係」その39

2024-04-23 09:03:16 | Weblog
何度も、腰をかがめても
はとちゃんは、おりてくれません。

そこで、意を決して
「えいやっ」
と、勢いよく、かがんだら
はとちゃんは、やっと靴箱の上に
おりてくれました。

「はとちゃん、明日の朝
はやく来るから」
はとちゃんは心配そうな眼をして
私をじっと見ています。

「じゃあ、はとちゃん、ばいばい」
やっと、ドア^をしめて
帰ることができました。
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「はとちゃんとの親子関係」その38

2024-04-16 08:47:20 | Weblog
いよいよ、外が薄暗くなり始めました。

「はとちゃん、もうすぐ暗くなるから
かえるよ」
と、いいながら玄関に行きました。
はとちゃんは首筋の後ろに
かくれっぱなしです。

しょうがないので、腰をかがめれば
はとちゃんが、降りるかと思い
「えいっ」
と、腰をかがめました。

しかし、はとちゃんは、首筋から
背中のほうに、移っただけで
降りてきませんでした。
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「はとちゃんとの親子関係」その37

2024-04-09 09:34:07 | Weblog
はとちゃんは、首筋の後ろに
かくれてしまいました。

「はとちゃん、もうすぐ
くらくなっちゃうよ」
外が薄暗くなったら、部屋の中は
もう、真っ暗です。

ですから、帰る時間の30分ぐらい前には
帰る準備をしはじめています。

この30分の時間が、はとちゃんにとっては
必死の時間なのです。
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「はとちゃんとの親子関係」その36

2024-04-02 10:02:15 | Weblog
はとちゃんは私の肩の上で
ひっついています。
多くの時間を、肩の上で過ごしています。

洗面所に行くときも、そのまま動きません。

マンションの部屋が暗くなる前には
帰らなければなりません。
暗くなってしまったら、はとちゃんが
動けなくなるからです。

「はとちゃん、暗くなるから
そろそろ帰るよ」
はとちゃんは、気配を察知したのか
ふりむいても見えないように
肩から首筋の後ろに、かくれてしまいました。
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