「靴箱の隅で」なく、はとちゃん

はとちゃんは、近頃、靴箱の隅で
よくないています。

そこは、昨年の７月まで
巣が、あったところです。

このように、なきはじめると
たまごをうむのも、近くなってきます。

しかし、その気配は、まだありません。

靴箱の上には、以前の様に
囲いがありません。
ですから、もし、たまごをうんだとしたら
外に、落ちてしまいます。

巣箱用に、透明の、プラスチックの
箱を、用意しています。

もし、たまごをうんで、あたためるうちに
皮膚病が再発したら大変です。

「はとちゃん、もう、たまごはいいよ。」
と、思っています。

が、ないている姿を見ると
前の様に、たまごをうんで
ほしい気もします。

「はとちゃん、ゆっくり
考えていこうよ。」
と、よびかけています。

はとちゃんの「マウスへの、いたずら」

はとちゃんは、最近、マウスに
よく、いたずらをします。

くちばしで、マウスの線を
くわえて、ひっぱるのです。

マウスがテーブルから
落ちそうになります。

「はとちゃん、だめ、だめ、だめ。」
といって、マウスをはなそうとすると
「どうして、どうして。」
というように、私の手をつつきます。

「いててて。」といって
マウスを、はなすと、また
はとちゃんは、線をくわえて
ひっぱります。

靴箱の上で、ないているのを
無視していると、テーブルに
飛んできます。

そうして、マウスへの、いたずらです。

そのあとに、棚の上に飛んで行って
私を呼びます。

「はとちゃん、わかった、わかった。」
棚の上で、はとちゃんを
なぜることになります。

今年の、たまごの、見通しは？

はとちゃんは、昨年１月から６月まで
連続６回、たまごをうみました。

７月に、皮膚病を発症してしまいました。
それなので、昨年後半は、たまごを
うみませんでした。

年６回、たまごをうむとしたら、
もう、そろそろだと思います。

しかし、まだ、その気配は、ありません。

大病のせいかもしれません。
やはり、体力を落とすことは危険です。

そのことを、はとちゃんは
わかっているのかもしれません。

それとも、これを機に、たまごを
うまなくなるかもしれません。

これから、２，３か月が
分かれ目に、なるような気がします。

からだをなぜてあげていても
前のような、感じと違います。

前は、「これから、たまごを
うみますよ。」という、感じでした。

いまは、「からだが、楽に
なりましたよ。」
という、感じです。

夕方の、お見送り

はとちゃんは、私が昼間、出かけるときは
玄関まで来て、見送ってくれます。

しかし、このときは、私の肩に
のってきますので、
「はとちゃん、ちょっと
でかけてきますよ。」
と、いって、腰をかがめると
すぐに、降りてくれます。

でも、夕方に、帰るときは大変です。

はとちゃんは、私に帰って
ほしくないのです。

「はとちゃん、帰りますよ。
また、明日来ますよ。」
と、いって、腰をかがめても
なかなか、降りてくれません。

やっと、降りてくれても、
ドアーを、開けようとすると
つばさを、ぱたぱたさせて
その場で、ジャンプを、繰り返します。

「はとちゃん、わかった、わかった。」
といって、ドアーをしめると
ぱたぱたをやめます。

ちょっとしてから、また、ドアー
を、開けると、ぱたぱたと
ジャンプを、繰り返します。

なんかいも、繰り返した後
なんとか、しぶしぶ
わかってくれます。

家のプレハブでは、「外猫もどき」
が、待っています。

ふたりの、世話で、毎日
あたふたしてしています。