「スマートになった、はとちゃん」

はとちゃんは、すっかり元気になりました。

「大出血」まえは、袋が大きく
ふくらんで、足がまともにおりず
前に、つんのめることも、たびたびでした。

袋が小さくなって、1年以上、前に
戻ったようです。

動きも、とてもきびきびしてきました。

そのせいなのか、お腹だけではなく
全体に、スマートになった
ような気がします。

食欲もありますので、夏痩せでは
ないように思います。

はとちゃんに、「奇跡がおきました。」

だいしゅっけつから、1週間がたちました。

心配しながら、見ていましたが、
はとちゃんに「奇跡が起こりました」

なんと、ぱんぱんに、膨れ上がった
はとちゃんの、お腹が、2日ほどで
「しゅん」と半分ほどに
小さくなってしまいました。

今まで、足も、袋に、引っかかってしまい
まっすぐ、下せなかったのが
元の通りに使えるようになりました。

床にずりそうだった、袋は
すごく小さくなって、引き上げられました。

血液を中心にして、お腹が
つまっていたのだと思います。

こんなに、劇的に、良くなるものかと
本当に驚いています。

「はとちゃん、これで寿命がのびたね。」
ほんとうに、神様に感謝しています。

「はとちゃんが、大量出血」

はとちゃんがデスクの上を歩くと
デスクが血だらけになりました。

「ええっ、はとちゃん、どうしたの？」
気が動転しながら、はとちゃんの

お腹の袋を見ると、袋が血だらけです。

「けがをしたのか、下血なのか
分かりません」

とにかく、至る所にある、はとちゃんの
血をタオルでふきました。

シャツに、冷たいものを感じて
シャツを脱いでみると
大量の血がついていました。

「袋が血まみれなので、袋を
けがしたんだろう？」
と、思いました。

翌朝、はとちゃんの袋を見ると
大きな、けがが見当たりません。

「下血かもしれないな？」

はとちゃんも、11月に12歳｛寿命と
思われています｝になります。

1年、1年、年老いてきているのだと
思います。

もうここまできたら、無理して
治療をするのではなく
自然に、その時を迎えたいと思っています。

「突然、夏が始まりました」

夏は、はとちゃんの大敵です。

「28度を超えたら、エアコンを
かけてください。30度を超えたら危険です。」
と、先生に言われています。

夜もエアコンをかけていると、
過熱が心配です。

真夏以外は、夜エアコンをかけないように
しています。

しかし、突然、真夏がやってきました。
窓を開けていますが、部屋の中は
外より暑いです。

朝、マンションに着くと、
部屋の中は、蒸し風呂のようです。

はとちゃんが、心なしか
元気がありません。

「はとちゃん、ごめんごめん、」
すぐに、エアコンをかけました。

これからは、夜も、エアコンを
かけっぱなしにします。」

過熱しないように、午前中、何時間か
がまんをして、エアコンをとめています。

「はとちゃん、この夏も、がんばろう」