ええっ、やっぱり８回目のたまごなの

８回目の
たまごを守る
はとちゃん。

８回目のたまごを見て
「はとちゃんは、すごく
がんばってるね。」
と、心から思いました。

６回目の、たまごを３週間あたためて
１週間後に７回目の、たまごを生み
７回目の、たまごを３週間あたためて
１週間後に８回目の、たまごを生み

現在、たまごをあたためつづけています。

５回目までは、ほぼ２か月間隔でした。
３か月の時もありました。

それが、ここにきて、たてつづけに
１か月間隔になりました。

「いったい、どうしたんでしょう。
どうしても、ひなを育てたい
という、執念でしょうか。

それとも、おとなになって
体力が付いてきたからでしょうか。

この、どちらもが関係している
のかもしれません。」

しかし、これでは、はとちゃんは
ずっと巣の中にいる感じです。

たまごをあたためるのをやめた
後の１週間の期間も、ほとんど
巣の中で、ないているのですから。

以前ですと次のたまごを生むまで
５週間ぐらい、ありました。

その間、はとちゃんは、のんびりと
気ままに、すごしていました。

それが、この有様ですから
反動で、たまごノイローゼに
はとちゃんが、なってしまうのでは
ないかと、しんぱいです。

今回ばかりは
「がんばれ、がんばれ、はとちゃん。」

ではなく
「のんびりゆこうよ、はとちゃん。」
の心境です。

完全な巣離れ

巣離れをして
いつもの棚の上に
戻る、はとちゃん。

１日遅れで、はとちゃんは
完全に巣離れをしました。

すぐに、私のところにきて
「１日よけいに、あたためましたけど
やっぱりだめでした。」

今まで反動から、はとちゃんは
私にあまえます。

私の後ろ髪にもぐって
頭をこすりつけて
なきつづけます。

これを１日、何回もくりかえします。
「ほんとうに、たいへんでした。」
と、云っているようです。

「はとちゃん、ごくろうさまでした。」
と、いいながら、はとちゃんの
きのすむままにしていました。

「今回は、たてつづけだったから
少しゆっくりしたら。」

しかし、数日たったら、はとちゃんが
巣の中で、なきはじめました。

さいしょは、立ったままで
ないていたので、気にしていなかったのですが。

そのうち、うずくまって、
なきはじめました。

これは、前回と全くおなじです。
「おい、おい。はとちゃん、
卵を生むんじゃないでしょうね。」

「いくらなんでも、はやすぎるよ。
それに、体力だって戻って
ないんじゃないの。」

生むとしても、もうしばらく
たってから、と、思っています。

すこし心配しながら、はとちゃんを
見守っています。

丸３週間を迎えました

３週間に
なりましたよ。
と、云っている
はとちゃん。

今日で、７回目の卵を生んでから
丸３週間になりました。

いつもなら、巣離れをして
「今回もだめでした。」
と、報告に来るのですが。

今日も一生懸命、卵をあたためています。

なんとなく、報告に来たように
思いますが、すぐに巣に
帰ってしまいました。

「まだ、もうすこし、あたためて
みます。」
と、云っていたようです。

６回目を３週間あたためて
１週間休んで
７回目を３週間あたためたので
今回は大変だった分
まだ、あきらめきれない
のかもしれません。

「はとちゃん。もうすこし
がんばってみなさい。」

と、はげましてみようと
思っています。

けなげな、はとちゃん

食事をして
そそくさと
帰る、はとちゃん。

はとちゃんは、今は
落ち着いて、卵を
あたためています。

ストレスも感じなくなったようで
前のように、部屋の中を
ばたばたと歩いたり
しなくなりました。

また、電話線をくちばしで
ひっぱりまわすことも
少なくなりました。

そそくさと、食事をとる以外は
ひたすら、けなげに卵を
あたためています。

水浴びも１度だけです。

あのストレスを、よく
収めたものだと思います。

今回は特に、はとちゃんに
「あっぱれ」を進呈したいと思います。

どうして今回、まるひと月で
次の卵を生んでしまったのか
自分でも分からなかったのでは
ないでしょうか。

だから、あんなに最初は
ストレスを感じてしまった
のだと思います。

でも、けなげに卵をあたためている
はとちゃんを見ると
「やっぱり、はとちゃんは、すごい。」
と、おもいます。

あと１週間ちょっとでしょううか
がんばってほしものです。