はとちゃんクラブ

コンパニオンピジョンの会の会報誌

「はとちゃんとの親子関係」その52

2024-07-23 09:28:28 | Weblog
はとちゃんは、おきているかぎり
棚の上から、私を見ています。
『熱視線そのものです」

はとちゃんは、私が唯一の
頼みの綱なので、片時も
はなれたくないのです。

はとちゃんを見上げなくても
はとちゃんの視線は感じます。

しばらくすると
「あれっ」
視線を感じなくなり
見上げると、はとちゃんは
棚の上にいません。

「どこにいったんだろう?」
と、立ち上がってみると
「はとちゃんは、棚の奥のほうで
壁に背を持たれて寝ていました。


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「はとちゃんとの親子関係」その51

2024-07-16 09:03:38 | Weblog
はとちゃんは、棚の上から
私を見下ろしています。

私が見上げて、はとちゃんを見ると
はとちゃんは、視線をずらします

これを何回か繰り返すと
はとちゃんは、「なに、なに、なに」
と、肩のうえに、降りてきました。

しばらく肩の上に、とまつていました。
「ようがないときは、呼ばないでくれませんか」
はとちゃんに怒られてしまいました。

はとちゃんは、また、棚の上に
戻っていきました。
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「はとちゃんとの親子関係」その50

2024-07-09 09:59:27 | Weblog
はとちゃんは、わたしの昼食が
終わるまで、デスクの上で見ていました。

昼食が終わって
「ああ、おいしかった」
と、はとちゃんを見ながら言いました。

「もう、おわったの?」
はとちゃんは、ねぐらに戻っていきました。

はとちゃんの、ねぐらは、棚の上です。
そこから、わたしをじっと見ています。

はとちゃんは、起きている限り
わたしを見下ろしています。
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「はとちゃんとの親子関係」その49

2024-07-02 09:42:54 | Weblog
はとちゃんは、まるまる一個のパンを
パクパク食べて、水をごくごく飲みました。

はとちゃんは、おなか一杯になり
満足して、私を見ています。

こうなると、私が食べていても
見ているだけで、ちょっかいはしません。

「へえー、こんなおおきな口を開けて
たべるんだあ。水をいれものから
ごくごくのむんだあー」

はとちゃんは、めずらしそうに
わたしをみています。
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「はとちゃんとの親子関係」その48

2024-06-25 09:54:43 | Weblog
はとちゃんは、もうパンが
まちどうしくてたまりません。

しかし、ひとりでは食べたくないのです。
私がパンを食べ始めると
はとちゃんは、反対方から
「ぱくぱく、ぱくぱく」
すごい勢いで食べ始めます。

ひとつのパンは、あっというまです。
ふたつのパンを食べ終わると
はとちゃんは、満足します。

つまり、まるまる、ひとつのパンを
食べてしまうのです。

「ああ、おいしかった」
そのあと、はとちゃんは
のどがかわくのか
水を「ごくごく、ごくごく」
のみほします。
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「はとちゃんとの親子関係」その47

2024-06-18 09:57:20 | Weblog
はとちゃんは、私が昼食を
買いに行くことには、まったく無警戒に
なりました。

無警戒どころか、はやく買いに行って
ほしいのです。

「いつものパンをお願いします。」
はとちゃんは、私の総菜パン
と、同じものを、ぺろっと食べてしまいます。
もちろん、総菜部分は、あげません。

わたしと同じパンを食べたいのです。
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「はとちゃんとの親子関係」その46

2024-06-11 09:42:05 | Weblog
はとちゃんとの、靴箱の上の
やりとりは10分以上つづきます。

はとちゃんの、朝の熱烈歓迎
への、お返しです。
これによって、はとちゃんとの
強い関係が、できあがりました。

はとちゃんの、夕方から
翌朝までの、おるすばんも
すこしづつ、不安が
解消されてきました。
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「ほとちゃんとの親子関係」その45

2024-06-04 11:36:32 | Weblog
はとちゃんの背中をなぜてあげると
「くうく、くうく、くうく」
小さな声で、ないています。

しばらく、なぜてあげていると
はとちゃんの声がきこえなくなりました。

なんと、目を閉じて寝てしまいました。

「やれ、やれ、やれ」
手を止めて、行こうとすると
「くうく、くうく、くうく」
と、またなきはじめました。
もっと、してほしい、ということです。
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「はとちゃんとの親子関係」その44

2024-05-28 10:00:33 | Weblog
はとちゃんは、毎朝、靴箱の上で
「熱烈歓迎」をしてくれます。

「ぐるっく、ぐるっく、ぐるっく」
大きな声で、なきながら
靴箱の上をかけまわります。

頭を、てのひらでなぜてあげると
「すごごん」を連発します。

しばらくこれが続きます。

そのうち、はとちゃんが
ひらぺったくなって、「こうばこ」
を、してしまいました。
「せなかをなぜてほしいのです」
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はとちゃんとの親子関係」その43

2024-05-21 08:22:09 | Weblog
はとちゃんは、私が毎朝
マンションに来るので
やっと不安が解消され
おちついてきました。

日によっては、靴箱の上ではなく
奥の部屋の、棚の上に
いることもあります。

私だとわかると、おもむろに
靴箱の上に飛んできます。

「やっと、安心して、待ってることが
できるようになったよ」
私も安心して、マンションに
来ることができるようになりました。
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