はとちゃんクラブ

コンパニオンピジョンの会の会報誌

「はとちゃんとの親子関係」その66

2024-10-29 12:57:37 | Weblog
1週間目の奇跡が起こりました。
「なんと、けがをして、ひきずっていた
翼が1センチ、床からあがったのです」

はとちゃんは、すこしづつ、えさを食べるようになりました。

そして2週間目を迎えました。
「なんと、はとちゃんの翼は
2センチ、床からあがりました。

はとちゃんは、すこしづつ元気になり
かごのなかを動き始めました。

そして3週間目を迎えました。
「なんと、はとちゃんの翼は
3センチ、ゆかからあがりました」
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「はとちゃんとの親子関係」その65

2024-10-22 08:59:41 | Weblog
はとちゃんは、まったく元気がなく
やっと、えさと水をとっています。

けがをした翼を引きづっています。
翼は、よごれたままです。
自分できれいにする元気はありません。

「ああ、これは、飛べることは
できないな」
と、覚悟をきめていました。

1週間ほど、たったころです
かごをのぞくと
「あれ、翼がいつもと違うな」
よく見ると、けがをした翼が
床から1センチ上がっていました。

はとちゃんに奇跡がおこりました。
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「はとちゃんとの親子関係」その64

2024-10-15 09:33:48 | Weblog
「一か月たったら、飛べるよう
なるでしょう。それでも飛べなかったら
一生飛べることは出来ません」
と、先生に言われました。

マンションに戻って
はとちゃんの闘病生活がはじまりました。

かごのなかで、はとちゃんは元気がなく
ほとんど動けません。
それでも、少しづつ、えさを食べ
水を飲んでいます。

しかし、けがをした翼は
床をひきずったままです。
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「はとちゃんとの親子関係」その63

2024-10-08 08:51:01 | Weblog
翌朝、はとちゃんは、すこし
動けるようになり水をのみました。
「はとちゃん、よかったね
がんばったね」
と、声をかけてあげました。
はとちゃんは私を見るように
なりました。

さっそく朝一番で病院に連れて行きました。

昨晩から、今朝までの、はとちゃんの
様子を先生に報告しました。
「それはよかったですね。実は
治療したところ以外に、深い刺し傷がありました。
そこは治療ができませんので
昨晩がやまとおもっていました。
これで、だいじょうぶでしょう」
と、先生から、ありがたい、お言葉を
いただきました。
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「はとちゃんとの親子関係」その62

2024-10-01 09:09:05 | Weblog
家に連れて帰ると、はとちゃんは
かごのなかで、ぐったりしていました。

えさはもちろん食べれませんし
水も全く飲めません。
「これは、だいじょうぶかな?」
とても心配でしたが、
どうすることもできません。
「とにかく、今晩がんばって
もらうしかないな」

はとちゃんは、声をかけるのも
気のどくそうな、感じでした。
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「はとちゃんとの親子関係」その61

2024-09-24 10:23:15 | Weblog
病院に到着して、診察室で
状況を説明しました。

「わかりました。翼の下が
かなりやられています。
治療をしますので、そとで
待っていてください。」

しばらく待っていると先生から
診察室に呼ばれました。

「やられているところを、すべて
縫い合わせました。
明日の朝、必ず連れてきてください」
と、先生から説明を受けました。

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「ほとちゃんとの親子関係」その60

2024-09-17 10:01:22 | Weblog
はとちゃんを両手で
かかえながら,通行人に頼みました。
「カラスに襲われて、大けがをしました。
病院に連れていきたいので、目の前の
コンビニに空き箱をひとつ、
お願いをしていただけませんか?」

通行人の方は、親切に、コンビニから
空き箱をひとつ、もらってきてくれました。

はとちゃんを空き箱に入れて
コンビニに、お礼に行きました。
「お金はいいですよ。歩いて行けるところに
動物病院があります。」

店員さんが、とても親切に教えてくれました。
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「はとちゃんとの親子関係」その59

2024-09-10 09:12:42 | Weblog
はとちゃんがカラスに襲われたのは
繁華街の大きな交差点の近くの
歩道の上でした。
人も大勢行きかうところです。

ヨガ教室の帰り道でした。
カラスが何かの上に乗っていました。

「なんだろう?」
と、見ると、カラスが
はとの上に乗っていました。

不思議なことに、はとの目とあいました
「はとちゃんの目は、絶望的なひとみを
していました」
「たすけよう」
カラスを追い払い、はとちゃんを両手で
かかえました。
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「はとちゃんとの親子関係」その58

2024-09-03 10:32:38 | Weblog
目の前に、心配そうに私を見る
はとちゃんがいました。
「だいじょうぶ、だいじょうぶ?」
と、呼びかけているようでした。

「はとちゃん、だいじょうぶだよ
心配してくれてありがとう」

はとちゃんにとって私が
ただひとりの家族です。

はとちゃんは、最初の巣立ちの時に
カラスに襲われて、瀕死の
重傷をおいました。

そのとき、間一髪で、わたしに
助けられました。
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「はとちゃんとの親子関係」その57

2024-08-27 09:00:26 | Weblog
私は夢の中で
「はとちゃんが私のほほを
くちばしでつついているな」
と、感じていました。

でも、なんども、なんども、つつくので
「これは夢の中ではなくて
本当かもしれない」
と思い始めました。

そこで目を開けようとしましたが
まぶたが重くて、おもくて
開けられません。

やっとのことで、目を開けると
「目の前に、おおきなおおきな
はとちゃんがいました」

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