「はとちゃんのいたずら、パート２」

はとちゃんのいたずらは、
ひとつめがレジ袋です。
はとちゃんが、これを始めると
心配なので、手提げ部分に
はさまって身動きとれないように
見守ってあげています。

二つ目が、巣の中に、敷いてある
タオルです。

「ぐるっく、ぐるっく。」なきながら
二つ折りにしてあるタオルに
もぐりこんでしまうのです。

そして、時々、タオルの糸に
つめをひっかけてしまい、
タオルごと、棚の上まで飛んできます。

「はとちゃん、どうしたの？」
飛ぶさまは、壮観です。

急いで、棚の上にいる、はとちゃんから
タオルを、取ってあげます。

「これは、いたずらなのか、甘えなのか
わかりません。」
しかし、見ていてあぶないので
「はとちゃん、あまりもぐりこまないで」
と、やさしく、言葉をかけています。

はとちゃんの、いたずら

はとちゃんが、近頃
よく、いたずらをします。

ひとつは、レジ袋です。
レジ袋の中で食事をしています。

食事を終えてから、やおら始まります。
「えいやっ、えいやっ。」
と、ばかり、レジ袋を、つつきながら
格闘を始めるのです。

その音は、テレビを見ていて、
うるさいほどです。

しばらく格闘をしていると
出口がふさがれてしまい、
どこかわからなくなってしまいます。

むりやり出ようとして、せまい
手提げ部分から出てしまい、
身体が、ひっかかって出られなくなってしまいます。

「はとちゃん、なにやってるのよ。」
いそいで、レジ袋に、かけよって
助けてあげます。

「こんなことをしていると、大変なことになるよ。」
といっても、まったく聞き入れません。

これだから、もしレジ袋を片づけないで
出かけてしまうと、本当に大変なことになります。

「お腹の袋が、ずりずりしそうです。」

お腹の袋が、ますます、たれさがってきました。
もうすこしで、足の位置まで下がって
ずりずりしそうです。

しかし、その影響は、はとちゃんに
全く見られません。
いたって元気です。

ずりずりするところまでは
いかないのでは、と思っています。

やはり、ずりずりしたら
大変かな、と思います。

「はとちゃん、だいじょうぶ？」
と聞いても
「だいじょうぶ、だいじょうぶ」
と答えてきます。

まあ、はとちゃんが、そのように
いうのなら、
「だいじょうぶかな。」
と、楽観的に考えています。

「私の素肌が大好きな、はとちゃん」

真夏に、外から帰ってくると
汗をかいてしまいます。
シャツを脱いで、しばらく
椅子に座って、すずみます。

すると、はとちゃんが、すぐに
肩の上に、飛んできます。

すぐに、寝入ってしまい、
目をつぶってしまいます。
なんども、見ていると、気づいて
私の頬をつつきます。
でもまた、すぐに寝てしまいます。

素肌の感触がよく、とても
落ち着くようです。

はとちゃんが、まるで子供に
戻ったようです。

私が用が出来て、動き出すまで
まったく起きる気配がありません。